愛知県北部に位置する小牧市。陸上交通の要でもあるこの地域は工業地帯として栄え、人々の生活に欠かせない場所となっている。また小牧は歴史や自然が溢れる中、そこに対峙するように佇む新しい建築と文化が生まれ共存している。本物件はその中心部に位置し、小牧城・小牧庁舎から徒歩すぐのところ。自然と対峙する庁舎のように、チャコールグレイとウッドベージュの組み合わせで引き締めた外観の印象をつくった。エントランスにはL 字で組んだアルミルーバーを採用。先端にライン照明を用いることで入居者をスタイリッシュに迎え入れる。ファサードの軸となる外階段は小牧図書館の内観をイメージしたホワイトで昇り、建築形状を活かしたシャープなフォルムを見せる。共用廊下の壁は若々しいタブの若木を彷彿とさせるグリーンを使用し、夜間のライトアップでより遠方からの視認性を高める。造形美と自然のコントラストを図った本物件は、進化する小牧の街並みに続く象徴的な建物となる。

• 外観エントランス
• ホール
• 外壁カラーリング
• その他共有部