BLOGスタッフブログ
2023.9.13提案までして終わりじゃない
先週末は神戸で外リノの見学会を行いました。
現地での様子は見学会レポートを是非ご覧ください。
外リノのイベントをすると必ずといっていいほど聞かれるのが
「デザイン案はいくつ作ってもらえますか」というご質問。
解答としては「 1つのコンセプトを基にいくつかのデザインを提案しています。」
ですのでカラーリングの違いや、床をやり替えた場合と既存ままの場合のイメージの違い
などのイメージをわかりやすくご提案させていただいています。
初回の提案で納得がいかなかった場合にも再度ご要望をお聞きしながら
ご納得がいくまでご提案させていただいています。
1つのコンセプトを基にというのがポイント。
事前にご要望をお伺いしながら大まかな方向性のみは初回の提案までに決めさせていただくので
最初の打合せと180度方向性の異なるデザインが見たいとなると別途追加料金をいただく場合があります。
個別相談である程度の方向性は一緒に決めていきますが、ご夫婦や会社スタッフ同士で希望内容が全く違うなどの場合には注意が必要です。
またせっかく承認いただいて見積まで進んだのに思ったより工事の見積が思ったより高かった…というのも少なくないケースですが。
このような場合にはデザインのベースを残しながら意匠的な優先順位をつけて再度減額案のご提案もしています。
ここでの優先順位がとても大事です。単純に項目ごと無くしていってしまうとデザインのバランスが崩れていく一方ですので
素材を変えたり、あるいは類似品の中からグレードを下げたり物件毎に調整しています。
こちらの物件では見積書のチェックと同時にダイノックシート貼りと植栽工事を中止とした場合のバーチャル画像をご用意させていただきました。
減額の検討段階からオーナー様も施工会社様にも減額の内容が直感的にわかるので事前にイメージを共有することで単純なミスや実際できあがった時の嫌なギャップ
が極力ないようにしています。この段階では金額もわかるのであと〇〇万円でこの仕上がりになるけど予算的にどうしようかというオーナー様の検討材料にもなります。
中には金額を半分近くしたいとうご要望をいただくこともありますがその場合も優先順位をつけて
極力デザイン性を保つよう調整したデザインをご提案させていただいています。
無事工事契約までデザインを繰り返し、工事が始まればデザイン通りできているか日々のデザイン監理を経て
ようやく物件の完成です。
提案までして終わりじゃないのが外リノです。
藤本
株式会社インターデザイン
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577
カテゴリ:日々のこと,ブログ,デザイン監理
2023.9.129月外リノ見学会 in 神戸
~撮影係のレポート~
9月9日(土)外リノ⺠泊『かゑる屋』完成⾒学会 in 神⼾ を開催しました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
外リノ民泊『かゑる屋』の初お披露目となった今回の見学会では、
かゑる屋をはじめ、神戸エリアの外リノ事例4件をご覧いただきました。
今回のブログを見て、少しでも外リノ見学会が気になった方!
9月24日(日)外リノ見学会 in 東京 も開催予定ですので、
是非お気軽にご参加いただければと思います。
●外リノ民泊・かゑる屋を見学スタート●
まずはかゑる屋にてミニセミナーを実施。
この日の集合場所は3階の客室。かゑる屋の急な階段をのぼっていただきました…
今回は初めて外リノ見学会にご参加いただいた方も多く、
外リノの簡単なご説明と、この日見学する外リノ物件のご紹介をさせていただきました。
その後は、かゑる屋の外観・館内を自由に見学。
デザインの話題や、民泊開業の様々な申請関連の話題まで、
築60年の路地裏ビルがかゑる屋に生まれ変わるまでのお話についても
多くのご質問や感想をいただけ、大変うれしく思います。
見学会に来られなかった方々のために、かゑる屋を少しだけご紹介します↓
10月2日オープン予定ですが、今後も定期的に『かゑる屋見学会』を開催予定ですので、
皆様ぜひご参加ください。
●いよいよバスツアーがスタート!●
かゑる屋からバスに揺られること約20分、神戸市内の1つ目の外リノ物件へやってきました。
【1件目:1974年竣工 2018年外リノ RC造 3階建て】 ギャラリーはこちら
真っ白な外壁がスタイリッシュで特徴的なこちらの物件。
外観だけでなく、階段ものぼってサインや照明など隅々までご覧いただきました。
外リノ前の写真もご覧いただきながら、デザインの工夫や使用している材料についても細かく説明します。
【2件目:2017年外リノ RC造 8階建て】 ギャラリーはこちら
芦屋市に移動して訪れたのが、ホテルのような趣のあるこちらの物件。
外観とエントランスのみの見学となりましたが、この物件では
化粧モールが手の届く位置にあったため、より材料や建物の特徴を間近で感じていただけたと思います。
ちなみに、右(下)の写真が実際に使用されている化粧モール、実は、内部が発泡スチロールになっています。
他にも、間取りや各部屋の家賃など、費用対効果の部分についても多くご質問いただきました。
【3件目:2020年竣工 外リノ新築 RC造 3階建て】 ギャラリーはこちら
お次は外リノ新築です。
ベージュやブラウンの建物が並ぶ住宅地に佇む、ブルーのアクセントが特徴的なこちらの外リノ新築。
ベランダの給湯器は既製品ですが、外壁の塗装に合わせて選定している点などもご好評をいただきました。
サインのデザイン・配管の塗り分けなど細かいところまで、それぞれじっくりご覧いただき、
写真もたくさん撮影してくださっていた印象です。
隅々まで自由に撮影できるのも、見学会ならではの楽しみではないでしょうか。
【4件目:2020年竣工 外リノ新築 S造 4階建て】 ギャラリーはこちら
最後は、3件目と同じオーナー様が所有される、こちらの外リノ新築。
駅のほぼ目の前に位置するこちらの物件は、駅前の雑多な空間でもひときわ目を引きます。
こちらは給湯器の色を壁の塗装色に合わせて特注製作しています。
新築物件では、基本のプランを大幅に変更せず、細かい装飾部分などで工夫を加えることで
外リノのデザインのこだわりを演出している点をご理解いただけたかと思います。
●見学会を終えて●
いかがだったでしょうか。外リノ見学会では、
“あの素材はどこのメーカーのもの?” ”塗装色が知りたい” ”デザイン料や費用対効果は?” など
皆様のさまざまな疑問を、実際の物件を見ながら詳しくご説明できます。
また、わたしたち外リノにとっても、人気の材料やオーナー様の生の声を直接聞くことができ、
とても有意義な時間となりました。
●今後の外リノイベント開催予定●
さて、次回の見学会は東京にて開催します。
9月24日(日)家主さんのための外観リノベ見学会 in 東京
その他イベントを多数企画しておりますので、下記リンクよりチェックしてみてください!
申込を迷われている方も、こんなイベントをしてほしい!というご意見がある方も、
まずはお気軽にお問い合わせいただければと思います。
皆様とまたお会いできるのを楽しみにしております。
株式会社インターデザイン
塩田
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577
カテゴリ:日々のこと,セミナー,見学会,ブログ,その他
2023.9.1名古屋に外リノ新築竣工
以前より何度かブログでもご紹介してきた名古屋の外リノ新築物件
途中プラン変更やVEによる仕様変更なども経て、この度無事完成しました。
デザイン提案としてマテリアルの選定や照明計画はもちろんですが
外リノ新築のデザイン監理って他にどんなことをしてくれるの?と思われる方もいると思うので
今日はこの物件で工事中、最後に指摘してお願いした是正箇所を2カ所ご紹介。
1つ目はこの火災報知器の総合盤。
竣工前検査の時は既製品の白色だった為悪目立ちしていたので
プレートの塗装をお願いしました。
比べてみるとその差は一目瞭然。
ミラー越しにも写ってしまうので既製品のままでは残念な仕上がりになってしまうところでしたが
塗装していただいたことで違和感の少ない仕上がりになっています。
2つ目は遠くからや見上げのアングルで少し見えて目立ってしまっていた
バルコニー面のエアコン化粧カバーも外壁と同じ色で塗装していただいてこの通り。
このように2つは一例ですが、オーナー様が気付かなかったり
指摘しずらいようなポイントも外リノがデザイン監理をするときには
気になるところはどんどん指摘しています。
細かな事もお願いするので施工会社様からは煙たがられることも少なくありませんが、
こちらの現場は設計・施工会社様も協力的で要望にも応えていただけたので
より完成度の高い物件になったのではないでしょうか。
引き渡し後に連絡した際も「いいものができました。ありがとうございました」と最後まで気持ちの良い施工会社様でした。
オーナー様にも 「2棟目の際は是非またお願いします」と言っていただけて
また1つ無事物件を終えた達成感を感じました。
肝心なデザイン部分は早速スタッフがギャラリーも更新してくれているので是非ご覧ください。
最後に直近のイベント情報です。
「外リノ」のこだわりが詰まった民泊がいよいよオープンします。
自社物件だからこそ、試行錯誤を繰り返しデザイン性を取り入れつつ ローコストを目標に進めたプロジェクト
来週末には一足先に完成見学会を行います。他にも外リノ・外リノ新築をいくつか見学予定です。
この機会に外リノのこだわりを是非体感してください。
残席僅かです。
藤本
株式会社インターデザイン
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577
カテゴリ:新着情報・トピックス,デザイン,作業,ブログ,現場監理,竣工検査,デザイン監理,フロムオフィス
2023.8.28かゑる屋とは?【10月開業】
神戸元町・かゑる屋のストーリー
神戸元町界隈は南京町や旧居留地を中心に大勢の人で今日もにぎわいます。1868年、明治元年に国際港として開かれた神戸港開港に合わせ、旧居留地が整備され、同年南京町も生まれました。この1968年に、アメリカでは南北戦争が終結して初めての大統領選挙が行われ、ドイツではワーグナーのマイスタージンガーが初演されています。当時関西の台所として栄えた南京町は1945年の神戸大空襲で焼け野原となり、一時期は衰退していたもののやがて商店主たちの努力により今日の姿を取り戻すこととなります。かゑる屋の前身になる旧中西邸もそんな神戸復興時代に建てられた築60年の建築で、当時としては珍しい鉄骨住宅となっています。震災にも負けず長らく神戸を見続けてきた建物には強い運気を感じます。広く海外では運気や幸福のシンボルとしてカエルが親しまれ、神の使いともされています。日本では福帰るやお金が帰る。そして何より無事帰る縁起モノとされ、旅行者にはうってつけの幸運のキャラクター、そのカエルを屋号としたかゑる屋は60年の間、西洋と東洋の異国文化に寄り添ってきた日本家屋の情緒を感じる宿。静かで便利、こじんまりと落ち着いた日本的空間の隠れ家。南京町やグルメの元町北通り、活気ある神戸元町商店街、高架下商店街、そして神戸ポートタワーへと続くタワー・ロードなど、1~5分ですべてにアクセスできるかゑる屋は豊かな神戸の思い出づくりをサポートします。
元町ロジウラ再生プロジェクト
2023年2月より始動した外リノの新プロジェクト。
築60年のロジウラ物件を外リノ自らが購入・リノベ・リーシング~運営までを行います。
10月からいよいよ民泊『かゑる屋』として生まれ変わる路地ビル。
完成までの様子は、下記ブログにてご紹介しています。ぜひご覧ください。
プロローグ 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回
株式会社インターデザイン
◎東京オフィス
〒107-0062東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル3F
PHONE 03(6812)9363
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577
カテゴリ:インターデザイン,かゑる屋,新着情報・トピックス,ブログ,その他
2023.8.24箱根湯本・コンドミニアム
外リノでデザインをさせていただいた箱根湯本のコンドミニアムが、
いよいよ8月からオープンしました。
公式ホームページは下記リンクから。
こんな素敵なサイトが早々にできているなんて、、元町民泊も急がないと。
箱根湯本に位置する、一日2組限定のラグジュアリーヴィラ。
客室の中やキッチンはこんな雰囲気。
ちょうど今、元町民泊の備品を揃えているところなので、運営の面からもとても参考になります。
ちなみに、私は今回施設の看板のデザインに少しだけ携わらせていただきました。
外リノに加わってからでは、自身がデザインに関わったものが実際に形になるのは今回が初めてでした。
箱根の地形や施設のイメージをもとに考えたロゴ、ホームページ内でも使用いただいています。
箱根湯本の宿泊施設では意外と少ないプライベートプール。
豊かな自然に囲まれ、とてもゆるやかな時間を過ごせそうです。
さて、宿泊施設といえば、元町民泊も最終段階に入ってきています。
工事も終盤に差し掛かり、来週には家具や備品の搬入をする予定。
オープン間近の元町民泊『かゑる屋』の様子も次回ブログでご紹介いたします!
株式会社インターデザイン
塩田
◎東京オフィス
〒107-0062東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル3F
PHONE 03(6812)9363
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577
カテゴリ:日々のこと,ブログ
2023.8.23ソウルの“ニュートロ”
先日、約4年ぶりに韓国・ソウルへ訪れました。
いつも空港から市内へ向かう途中、
漢江の向こうにこの高いビル群が密集する景色が見えると、ソウルに来たなと感じます。
今回初めて、聖水洞(ソンスドン)という街を歩いたのですが、
おもしろい街並みだったので少しだけシェアさせてください。
聖水洞は韓国を代表するニュー+レトロ、いわゆるニュートロの街。
聖水洞は元々、印刷所や靴工場などが集まる工業団地でした。
90年代以降、産業の変化によってほとんどの工場が閉鎖し、閑散としたエリアだったそう。
しかし2000年代半ばから、レトロな街並みを活かしたリノベーションが一気にすすむと、
海外のラグジュアリーブランドや国内のセレクトショップ、カフェなどが並ぶようになりました。
今では、韓国を代表するニュートロの街として注目を集めています。
歩いていると、ニュートロの意味がよくわかってきます。
新しくモダンな建物や、リノベーションされたお洒落な建物が見えたと思えば、
工場の跡地や昔からある韓国式のマンションがすぐ隣に並んでいたり…。
工業地帯の建物をうまく利用した空間もたくさんありました。
↓こちらはとあるアパレルショップ兼カフェ・オフィス。
階数ごとに違うコンセプトですが、コンクリート調の建物や古さを活かして
リノベーションされています。各階のサインも特徴的。
なんともいえない、古き良き、そして新しさもある面白いエリア、
他にも変わった建物や空間がたくさんあったので、
韓国に行かれる際はぜひ足を運んでみてください。
株式会社インターデザイン
塩田
◎東京オフィス
〒107-0062東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル3F
PHONE 03(6812)9363
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577
カテゴリ:日々のこと,ブログ
2023.8.10どの位置がいいのか。
外リノでは切文字やペイントサインなどで実際のサイズや位置を社内にて検討していますが、
今回はもう一つの分譲マンションにおけるサイン位置の検討。
こちらはデザイン提案してから約1年経った物件。
当初のご提案でも配置やざっくりしたサイズのご提案はしていましたが、
現場が始まるにつれ細かい内容も決めていく時期となります。
現場を想定して実際に実寸で何パターンか打ち出して確認していきます。
入居者目線だとこの位置でいいのか。
サイズやフォントもこれでいいのか。
納まりや仕様は問題ないか。
諸々考慮して決めていきます。
他物件では切文字サインを天井から吊下げるパターンもありましたので、
その際は実際に2.6mの高さに設置して検討もしました。
やることは外リノと同じですが、マンションの顔ともなるので気は抜けません。
どういった見せ方がカッコイイのか。日々検討あるのみです。
鳴瀬
株式会社インターデザイン
◎東京オフィス
〒107-0062東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル3F
PHONE 03(6812)9363
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577
カテゴリ:サイン,作業,デザイン監理,フロムオフィス,分譲マンション・店舗他
2023.8.10着工打合せ/ 大阪府柏原市
本日は大阪市柏原市で外リノの着工打合せへ。
本日のオーナー様は、同じ地域で外リノを何度も行っているので、今回も滞りなく実施しました。
着工打合せを行うことで、塗装色の確認や、オーナー様が気になっている点を再確認できます。
今回は植栽帯の一部をセメントで埋め、塗装することに。
水勾配を気にしながら施工していただくことになりました。
施工後の写真をご期待ください、
駒居
株式会社インターデザイン
◎東京オフィス
〒107-0062東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル3F
PHONE 03(6812)9363
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577
カテゴリ:デザイン,サイン,ブログ,現場監理,竣工検査,塗装