BLOGスタッフブログ
2024.6.26民泊物件 現地調査/大阪市

先日、大阪市内でご依頼いただいている民泊物件の外リノのため、現地撮影に行ってきました。
木造2階建て、昭和の戸建て住宅らしい味を残す外観で、一方、客室内はすでにリノベーション済み。
今回は外観のみデザインをご相談いただきました。
特区民泊の制度に基づき、行政としても民泊事業が推奨されている大阪市、
さすが。駅から本物件に向かう間にも他の民泊がいくつもありました。
これから宿に向かうであろう、大きなスーツケースを引きずった外国人観光客もちらほら。
民泊激戦区のエリアに位置する本物件がどのように生まれ変わるのか、後日ギャラリー等でご覧ください。
◆ ◆ ◆
余談ですが…同じ民泊運営者として、他施設の室内を見学させていただけるのはとても貴重な経験です。
特に、「無人施設」という点で、備品や家具はもちろん、ゲストへの案内POPなどに
工夫が必要になる点が多いため、勉強になることばかりです…。
今月からゲストとの連絡も弊社スタッフで対応し始めたかゑる屋、
コツをつかむまでもう少し時間がかかりそうです。
ご相談はこちらから
株式会社インターデザイン
塩田
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577
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2024.6.11照明のコツは「スカラップ!?」

照明用語で「スカラップ」という言葉はご存知でしょうか。
私もこの呼び方については、つい先日知ったのですが
検索では
直訳では帆立貝(scallop)のこと。
照明用語では、スポットライトやダウンライト等で壁面に近接配置した場合に見える、
帆立の貝殻のような光のエッジのことを指します。
なんのことかというと、この物件の左側 白い壁面に見えている光の陰影や
この物件の右側の壁面に見えているこのような光の事を指します。
最初の物件の工事前はと言うと廊下中央に蛍光灯が埋め込まれています。
こちらの物件の工事前もダウンライトですが同様に通路中央に均一に配置されています。
事例を挙げ始めると きりがないのですが外リノをご依頼いただく築古物件の多くが効率的に明るさを確保する為、
空間の真ん中に最小限の器具を設置している事がほとんどです。
昔は器具本体のサイズも大きく。現在のような意匠照明なかったのが要因ですが、
空間全体がぼやっと照らされた空間は「暗い」印象の建物になってしまいます。
現在でもスカラップを出さないのが美しいという考え方もありますが
外リノではあえて照明を壁側に寄せて設置することで
光の陰影をデザイン上の演出に利用しています。
サインや見せたい整った壁に向け光を落とす一方で、
火災報知器やPS、MBなど見せたくないものには
極力光を当てずに照明のメリハリをつけています。
このように照明計画の際は、実質的な照度よりも視覚的な照度を確保することがデザインのポイントです。
照明やり替えの際や、新築の照明計画の際には是非この「スカラップ」を上手く取り入れてみてはいかがでしょうか。
藤本
株式会社インターデザイン
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2024.6.7民泊の実績、公開します

かゑる屋もオープンしてから早、半年と少しが経ちました。
そんなかゑる屋ですが、実際のところ予約数や稼働率、ゲスト層はどうなのか?
以前からブログを見てくださっている方々は気になるところなのではないでしょうか。
ということで10月末のオープンから、6月時点での実績を公開します。
これから民泊を始めようとしている方にも、参考になればと思います。
【宿泊数】
ずばり、2階・3階ともに「約100日」です。
住宅宿泊事業法に基づく民泊の営業上限日数が年間180日なので、
今後の繁忙期や長期滞在予約の可能性を考えると、
あっという間に上限に…というのも十分あり得えます、価格や在庫のコントロールが必要ですね。
【宿泊者】
これまでに宿泊した延べ人数は約600人でした!
不在型民泊のため、ゲストと直接会う機会はないですが、
もうすでに600人もの人がかゑる屋で過ごしたというのは想像できませんし驚きです。
次にゲストの特性についてですが、圧倒的に日本人が多いです。
その次に中国・台湾・韓国などアジア圏の方々に多く利用いただいています。
こんなところでしょうか。
右も左も分からない状態からスタートした民泊運営も、ようやく流れをつかんできたと同時に、
施設そのものの設備やゲスト対応含む運営の改善点が見えてきたところです。
他の施設の運営について知る機会が多くないので、
見学会やセミナーでお話しする機会がありましたら是非情報交換できればと思います。
また、民泊、その他宿泊施設のデザインのご相談などもありましたらお気軽にお問い合わせください。
株式会社インターデザイン
塩田
◎大阪オフィス
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2024.5.285/25 外リノ大阪見学会
~撮影係のレポート~

5月25日(土)に外リノ大阪見学会を開催しました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回は約1年ぶりに大阪見学会を開催。天満~天王寺エリアで人気の外リノ事例をご覧いただきました。
終始、多くのご質問やご感想をいただき、大変活気のある見学会となったと思います。
【1件目:大阪市北区 2001年竣⼯ 2023年外リノ RC造7階建】ギャラリーはこちら!
まず1件目は、大阪天満宮駅から徒歩5分の人気物件へ。グリーンの内照式丸看板が目を引きます。
浮かし取付や吊り取付の切文字など、あらゆる手法のサインを盛り込んだデザインや、
タイルへの塗装を施したデザインなどが大変好評をいただきました。
各材料や費用についても多くご質問をいただき、細部までじっくりとご覧いただけたかと思います。
【2件目:⼤阪市北区 2001年竣⼯ 2022年外リノ RC造 8階建】ギャラリーはこちら!
続いて2件目、ヴィクトリア調のデザインが特徴的な外リノ事例へ。
外リノスタッフが事務所から持参した化粧モールのサンプルをお見せしながらご説明。
見学会では、実際に使用した材料の詳細や、工事費を含むその費用、
減額案のデザイン再考のポイントまで、細かくお伝えしております。
ちなみにこちら物件は、家賃アップと満室経営継続に成功している人気物件の一つで、
収益物件につながるデザインを体感していただけました。
【3件目:⼤阪市阿倍野区 2019年竣⼯ 外リノ新築 RC造10階建】ギャラリーはこちら!
最後は、外リノ見学会では初公開となる天王寺の大人気外リノ新築。
こちらは、大手ハウスメーカーの物件のデザイン部分のみを外リノへご発注いただいた事例。
当日は管理会社様にもご参加いただき、メンテナンスの部分なども詳しくお話しいただけました。
実は私もこの物件も見るのは初めてでしたが、高級感のあるデザインは圧巻。
グレーミラーや木調ダイノックシート、化粧モール、ロートアルミなど装飾的な材料を使用した
ホールデザインはかなり見応えがあり、参加者様たちも盛り上がっている様子が見受けられました。
使用したタイルの品番についての質問にもその場でご回答!
細かい部分まで、深く関心を持っていただき大変ありがたく思います。
メインの物件見学後はあべのハルカスを横目に… 過去の外リノ物件の前を通過しながら駅へ。
なんだかんだで盛りだくさんとなった大阪見学会。
参加者の皆様にとって少しでも有意義な時間となりましたら幸いです。
次回のイベントも近々ホームページにて更新予定です!
是非、お気軽にお申し込みください!
塩田
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2024.5.20非日常な豪華さ

最近、商業施設やご自宅の改装などのご依頼に関連して、
豪華で華やかな材料を目にする機会が続いていました。
単身用の自宅マンションではチョイスできないような煌びやかなデザインのカーテンも、
施設のコンセプトに合わせてじっくり選定していきます。
こちらはヨーロッパ製のアイランドキッチンの一例。
近頃は、IHとガスコンロが併用できるハイブリッドコンロもトレンドなようです。
ハーブなどを育成できる装置が一体となったハイテクなセットも。
日常生活ではなかなか触れることのできない豪華な材料を前に、驚きと憧れの連続でしたが、
非日常な豪華さを体験するのも、また違った刺激を受けることができますね。
株式会社インターデザイン
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2024.5.2環境を彫刻する

そろそろシリーズ化しそうなアート散策記録…
先日訪れたのは奈良県宇陀市の「室生山上公園芸術の森」。
山奥に佇む室生寺から、さらに車で10分。
そこには、世界的彫刻家ダニ・カラヴァン氏による広大な大地の彫刻が広がっていました。
約8ヘクタールもの敷地に造られた複数のモニュメント。
公園に作品が点在しているというよりかは、公園そのものを彫刻しているという表現が相応しい印象です。
元々、1990年代に発足した室生村の過疎化防止と地滑り対策事業の一環として
2006年、アーティストと行政との共同で誕生しました。
当時の日本ではまだそれほど浸透していなかったパブリックアートの先駆けともいわれているようです。
都市の環境や周囲の自然・そこに訪れる人さえも彫刻物の一体である
というカラヴァン氏の作品のコンセプトを五感で感じられる空間です。
この日は快晴でしたが、季節や気候が変わればまた作品も違って見えるのでしょうか。
大自然と壮大な彫刻たち。感覚が研ぎ澄まされます。
株式会社インターデザイン
塩田
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2024.5.1「外リノツアー」始めました

いつも外リノスタッフブログ・SNSをご覧いただきありがとうございます。
今回は、外リノ公式Instagramのお知らせです。
さまざまな竣工事例をご紹介している外リノInstagramですが、
先日から新たに「外リノツアー」の投稿をはじめました!
ギャラリー写真だけでは伝わりにくい、建物の全体像や細部まで
臨場感のあるルームツアー動画形式でご紹介しています。
今後も最新事例を続々と更新予定ですので、気になった方はぜひ
外リノInstagramとFacebookのフォローをお願いします!
#sotorenotour で検索
オフラインでの「外リノツアー」をご希望の方は、外リノ見学会にぜひご参加ください。
5月25日(土)大阪見学会の参加者募集も開始しています。たくさんのご応募お待ちしております!
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2024.4.16新しい顔

2022年の2月から、改修工事により休館していた大阪市立東洋陶磁美術館。
2年間待ち続けてやっと…この4月にリニューアルオープンしたので早速行ってきました。
従来の建物はそのままの姿で、新たにガラス張りのエントランスホールが増設されていました。
高さ約7mのガラスに囲まれたエントランスホール。
閉塞感があり少々入りにくい印象のあった入口は、開かれた雰囲気に変わっています。
四隅には柱がなく、中央にある曲面のコンクリート壁で屋根を支える構造になっているそうです。
こちらは2階の展示室に向かう階段を上がる途中の景色。
中央公会堂と東洋陶磁美術館に、新たに一体感が生まれています。
個人的に東洋の陶磁器はとても好きなのですが、西洋絵画の展示などに比べて認知度が低いので
建物のリニューアルを機に賑わってほしいなと思います。最後はお気に入りの展示を添えて。
株式会社インターデザイン
塩田
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