BLOGスタッフブログ

2023.2.21第3回 ロジウラのデザインは?【元町ロジウラ再生プロジェクト】

ロジウラ再生プロジェクトも早いことに第3回目となりました。

図面やスケッチを作成したり、建物に使用する材料を選定したり、

リーシングに向けた会議をしたりと、コスパ・見映えの良いリノベのためにスタッフ一同奮闘中です。

 

 

さて、今回はデザインのお話。

『第3回 ロジウラのデザインは?』

建築デザインは、街並みとの共存。今回は路地裏の景観をデザインします。

 

一方で、”路地裏”という場所は、表通りからの誘導と見映えが重要。

集客できる店が2、3軒となってその路地裏が活気づきます。

では、どんな誘導、どんなデザインにする?

 

元町は異文化の街。和でもあり、洋でもあり、華でもある。

そんなことも考えながら、表現するとこんな感じに。

 

リーシング用のスケッチは、コンピューターではなく手書きにこだわります。

こんなにも印象が違う、手と機械の画。並べて見ると、その差は一目瞭然です。

 

色付けをするとさらにイメージが鮮やかになります。

作成した図面やスケッチをもって、早速リーシングのための打合せをしています。

どんな建物になるのか…ますます楽しみですね。今後の活動もお楽しみに!

 

【過去のブログはこちら】

プロローグ 第1回 第2回

 

株式会社インターデザイン
◎東京オフィス
〒107-0062東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル3F
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2023.2.17テナントビルも外リノ

本日は現在工事中の外リノ物件の様子をご紹介。

 

浅草駅に程近い、とあるテナントビルのエントランスホール。

元々は築年相応のレトロさ感じるよくある一般的なテナントビルでした。

 

ホールとは名ばかりの無機質で寒々しい印象だったエントランス。

 

 

 

最新の工事状況写真がこちら

 

 

 

天井をやり替え、折り上げ天井を新設。

良く目立つ正面の壁面には空間を広くみせる効果もあるブラックミラーで演出。

 

築古の建物の多くは当時導入されている照明器具も大きいので、天井に余裕がありがち。

天井やり替えの際には天井の懐を生かしてこのような折り上げ天井の

造作を設ける事は難しくありません。

 

照明も白色から径の小さなグレアレスダウンライトの電球色へ変更。

 

このように照明は大きさや器具の種類により年代を感じやすいポイントですのでここを変えるだけで随分と印象が変わります。

 

壁面は既存の壁も一部残しながら多くを重厚な框組の意匠にリノベーション。

 

 

 

既存のままの壁面や床もなんだか綺麗になったかのように感じます。

 

 

廊下奥のメールコーナーも高級感のある仕上がりに。

 

まだ工事途中ですがこの仕上がり・・・

 

意匠照明や手摺やサインなど、まだまだ完成度は上がる予定

 

テナントの従業員さんやお客様にも喜んでいただけているのではないでしょうか

 

 

工事完成までもう少し外リノのデザイン監理が続きます。

 

完成をお楽しみに

 

藤本

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2023.2.9第2回 ロジウラ調査開始【元町ロジウラ再生プロジェクト】

「第1回ロジウラ会議」はご覧いただけましたでしょうか。

(まだ確認していない方がおられましたら、こちらからご覧ください。)

今回は、早速現場入りしたスタッフの様子をお届けします。

 

 

『第2回 ロジウラ調査開始』

―丁寧な調査と現場イマジネーション。でも現地入りは速やかに―

 

少々勢いで購入した物件だからこそ、引き渡し後、より丁寧な調査と確認作業が必要です。

 

しかし、借入金の返済はすでにスタートしているという現実…

迅速な現地入りと、素早いデザイン作業が必須となります。

 

ということで、早速現場の採寸と調査に訪れた外リノスタッフ。

 

この建物は小さいながら、構造が結構複雑で、思いのほか調査に時間を要しました。

しかし、丁寧な調査と確認作業が、工期最短でコスパを上げる近道だと考えています。

 

この日の調査をもとに、事務所に帰ったらすぐにデザイン作業にとりかかります。

他にも、工事の見積もりや着工、それと同時にリーシングまで、まだまだすべきことが山積み。

 

次回からはいよいよ、外リノならではのデザインのお話をしていく予定です。

 

このプロジェクトの様子は、外リノインスタグラムFacebookでもご覧いただけます。

ブログではご紹介しきれない、現場の様子やプロジェクトの過程を動画で掲載していますので、

ぜひ一度、チェックしてみてください。

 

 

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2023.2.2第1回 ロジウラ会議【元町ロジウラ再生プロジェクト】

いよいよ本格的に始まった元町ロジウラ再生プロジェクト。

記念すべき第1回では、プロジェクトに込めた外リノの思いや挑戦についてお伝えしたいと思います。

(前回のブログはこちら)

 

『第1回ロジウラ会議』

-方向性と社会性。やっぱり収益性は最重要-

このプロジェクトの舞台は、たくさんの人で賑わう神戸の街。

地元発祥のブランドや新しいカフェ・文化が日々誕生しています。

いっぽうで、不況や少子化、コロナウイルスの流行など、さまざまな時代の変化の影響は

ここ、神戸にとっても他人事ではありません。

次々とオープンする新しいお店の陰で一軒、また一軒とシャッターが下ろされているのです。

 

JR元町駅から徒歩約5分、元町4丁目のとある路地裏に佇む、

今すぐ取り壊されても不思議ではない築60年の建物。

一見すると、時代に取り残された古い建物ですが、見方次第ではまだまだ収益を上げるチカラがあります。

震災に耐え、世間の出来事をこの場所で見守ってきたこの建物には、

“メチャ古い”という付加価値、そして、“ヴィンテージ”というプレミアがあるから。

 

 

この街が、次の世代にとっても魅力的な場所であり続けられるために、

わたしたち外リノは、何ができるのか。

自らこの建物を取得し、神戸らしいヴィンテージな路地裏復興に挑戦します。

 

リノベーションのテーマは『新しいこと』『見映え』『コスパ』

この路地裏で新しいテナント業態の可能性を探り、リーシングに強い見映えを考える。

また地域に受け入れられる建物の再生方法とはどんなものだろうか。

何より、収益性を左右するコスパの良い工事の算段をすることが何より重要であるだろう。

 

 

 

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2023.1.27久しぶりの美術館

インターデザイン塩田です。

先日、会期前からずっと楽しみにしていた展覧会にやっと足を運ぶことができました。

 

訪れたのは、兵庫県立美術館。

最寄り駅から少し歩くと歩道橋越しに見えてくるこちらの建物、遠くからでも目を引きます。

 

特別展「李禹煥 」

李禹煥(イウファン、1936年生)は韓国出身の芸術家です。

ソウル大学校美術大学入学後に日本を訪れ、東洋と西洋のさまざまな哲学・文学を吸収していきました。

現在は、国際的にも注目を集めてきた「もの派」を代表する芸術家として知られています。

 

「もの派」では、加工していない石やガラス、ゴム、ステンレス板などを組み合わせた作品が特徴です。

難しいですが、あらゆるものは外部との相互関係により成立するという世界観だと理解しています。

 

 

今回の展示を見ながら、目の前の作品、展示されている空間、

そして自分という鑑賞者との間の境界が分からなくなるような感覚に陥りました。

相互関係によって成立する対話や空間とはこのことなのでしょうか。

作品を見たときのこのような不思議な感覚や心が動いた経験は、大切にしたいなとつくづく実感します。

 

 

 

 

今回は特別展目当てで行ったのですが、

美術館の設計者である安藤忠雄氏の活動をまとめた常設展示も見応えたっぷりでした。

 

手書きのスケッチや模型など、貴重な活動の記録たち。

展示も建物も圧巻で、とても良い時間になりました。

美術館や芸術作品から得た体験や学びを生かせる日が早く来ればいいなと思います。

 

最後は大阪の中之島にもある青りんごを眺めながら。

 

 

 

 

塩田

 

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カテゴリ:日々のこと,想うこと

2023.1.16お目当ては

あけましておめでとうございます。

新年あけて早や半月が立ってしまい、遅ればせながらのご挨拶となりました。

インターデザインの鳴瀬です。

 

年明け早々ですが、久々に美術館へ足を運びました。

JR大阪城北詰駅より徒歩1分。

天満橋と京橋の中間にあり、都会ながらも静かな土地に位置している藤田美術館。

 

大規模改装の為5年の歳月を経て、昨年の4月にリニューアルオープンしました。

建物を囲むように取りついた大きな窓が印象的です。

 

といっても僕のお目当てはこちら。

淹れたての抹茶と団子。

この空間で粋な休憩が出来るんです。粋です。

 

室内はシンプルなデザインと全面窓により、空間が広く感じます。

 

奥には畳のスペースもあり、モダンと和の組み合わせが楽しめます。

見とれてついお茶を飲むのも忘れそう。。

 

 

ここで今年一年の目標を熟考。

とまではいかないですが、この一年を充実させる項目をいくつか考えていました。

 

 

オフィス街な天満橋、にぎやかな京橋とに挟まれていますが、

川もあり、自然もあり鳥のさえずりもちらほら。

 

人込みも少なく落ち着ける藤田美術館。

ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

 

鳴瀬

 

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2023.1.102022ユニソンフォトコンテスト入賞!

新年あけましておめでとうございます。

インターデザインの藤本です。

 

新年初回となる私の投稿はお知らせから。

 

エクステリアメーカー「ユニソン」の2022年度フォトコンテストにて

昨年リノベが竣工した外リノ物件が

シェアする暮らし部門で入賞しました。

 

該当物件ギャラリーはこちら

ブルックリン・ストリート

 

ユニソンフォトコンテスト

メーカー様ホームページ掲載URL

https://www.unison-net.com/photocontest/p65314/

該当商品は床の舗装のレンガと円形の開口が特徴的な壁面に使用したレンガタイルです。

 

エクステリアメーカーのフォトコンテストとあって他の受賞作品は軒並み新築物件ばかり。

更に造園家の方も審査員を務めるコンテストとあって美しい樹木とみせる物件がほとんど。

 

一方でこちらの物件では、敷地から一歩外へでると、歩行者や自転車の交通量の多い歩道がありました。

接道の手前でかなり勾配のきつい坂もある為、こどもなどが視認しにくい道路です。さらにその先の車道はバイパス。

それらを隠すように大きく育った植栽のせいで相当見晴らしが悪く

日々の車の出入りが危険な物件でした。

とはいえ毎回の剪定にかかる費用や手間もばかにならない・・・

そこで今回の外リノでは植栽をすべて撤去し

煩雑だったゴミスペースの利用を辞め、あらたにゴミ庫を設けました。

そういった経緯で「植栽を無くした」本物件

 

これまでのユニソンフォトコンテストにおいて

新築ではなくリノベーションの物件で、かつ植栽のない物件の受賞は異例なのだとか…

またメーカーの担当者様からとにかく綺麗だと評価いただいたタイルの割付については

施工前からmm単位で細かく検討。円の位置やサイズ、円に使用する枚数まで細かく検証を重ねていました。

 

その他にも既存の外壁タイルに近い印象になるように

大量のサンプルから最も色合いが近く風合いの良いもの

を選んだ経緯などもあり、とにかくこだわりの詰まった本物件。

 

その成果もありデザイン通りの美しい仕上がりに。

今回のフォトコンテスト受賞にもつながりました。

 

 

 

さらにこの物件、同じくユニソンの2023年度の卓上カレンダーにも採用されました。採用ページは年末の12月!!

今年もまた1年頑張らないといけませんね📅

 

 

さらにさらに、こちらの物件は次回発行分のメーカー様カタログページにも掲載予定です。

コンテストの応募や掲載にご協力いただいた管理会社様・オーナー様にも感謝です。

ありがとうございました。

 

 

自分が担当した物件がこうして評価されるのは嬉しいものですね。

以上、お知らせでした

 

 

皆様本年もよろしくお願いいたします!

 

藤本

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2022.12.8250件突破!

外リノのギャラリー投稿数が250件を突破しました!

 

200件突破時のブログはこちら⇦⇦

上記ブログでの投稿より、今年の1月に200件を超え、この1年で新しく50件仲間入りしました。

平均で1週間に1物件、日本各地にデザインを提供していることになります。

 

 

弊社で管理している、地図でわかる外リノ施工マップです。

まだ載せきれていない物件もありますが、こんなにたくさん。

 

テナントビル、オフィスビル、店舗付き物件、新築、

施工箇所も地域も様々で、可能性と経験値を広げています。

 

 

 

アイキャッチ画像でもあるように、

ギャラリーでは「デザイン箇所」「カテゴリー」「エリア」ごとに索引でき、

対象の構造物、施工したい箇所、こんな意匠を取り入れたい、似ている地域ではどんな事例があるのか、

といったご要望にお応えできるようにしています。

 

また、事例ごとにbefore afterの写真を横並びにしてまとめているので、

施工前後の比較が分かりやすくなっています。

 

ぱっと見で変化の違いが分かるのは大事なことです。

 

 

外リノをご検討中の方、少しでも迷っていましたら、

インターデザインに一度ご相談を。

お力添えいたします。

 

 

鳴瀬

 

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