BLOGスタッフブログ
2023.3.30竣工検査 / 大阪府豊中市
竣工検査のため、北大阪の物件の撮影に行ってきました。
私が外リノスタッフとして初めて出張に行った物件であり、
当時は着工打合せで、その場で塗装色も確認し、これから工事着手といった状況でした。
最寄りの千里中央駅から歩いてくると、迎え入れられるように美しいゲートが現れます。
( ↑ 施工前)
( ↑ デザインパース)
( ↑ 施工後)
完成後の姿を見ると、しっかりとデザインパース通りに出来上がっています。
色彩は既存色に近いながらも、造作やアクセントのボルドーカラーで様変わりしています。
この物件、日中も綺麗なのですが、夜景はまた洗練された表情を醸し出します。
個人的には、ライトアップされた白の塗装とアイアン手摺が
特別な雰囲気を出していて素敵でした。
また、切文字や内照式のサインを多く使用していましたが、
一部、ゴミ庫の箇所のみペイントサインとしていました。
ここだけペイントというのも統一感がないため、
施工後ですが、切文字で対応しました。
ここの切文字もスポットライトによる凹凸感が陰影によって映し出されて綺麗です。
また、デザインパースではわからない細かな塗分け。
ですが意外とデザインには重要な項目。
今回は工事着手前に現場にてご指示させていただきました。
施工業者様にも綺麗に対応いただいています。
またまた個人的にですが、配線や配管も気になるところ。
剥き出しになる場合も、塗分けや同色にて綺麗に塗装されていると、
周りと馴染み、違和感を感じませんでした。
本物件は以前よりギャラリーにもアップしていましたが、
新しく今回の夜景も追加しましたので、是非チェックしてみてください!
↓ ↓ ↓
鳴瀬
株式会社インターデザイン
◎東京オフィス
〒107-0062東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル3F
PHONE 03(6812)9363
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577
カテゴリ:デザイン,製作画像,サイン,ブログ,想うこと,照明,塗装,パーツ,竣工検査,デザイン監理,モールディング,ゴミ置き場
2023.3.28開学の式
今日はプロジェクト、ビューティー&ウェルネス専門職大学の開学式。
晴れやかな舞台だけど、足掛け5年がかりのプロジェクトだった。
厚労省の認可取り下げや複雑な用途変更など多くの紆余曲折がり、
これまでの専門学校とは違う大学設立の難しさや、
新築とは違う用途変更の困難さを知った。
しかし逆風でも良い大学をつくりたいという事業主の強い志が関係者を牽引し、
多くの人を惹きつけ、時代を味方につけてしまう。
そういう事業主を毎度のことながら敬愛する。
何度も大きな仕事をご一緒したけれど、
小さなお仕事でもまたご一緒したい。
小寺
株式会社インターデザイン
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2023.3.17宿泊施設も外リノ
昨年末にご依頼いただいた外リノ。
場所は青森の宿泊施設。
その宿泊施設は湖畔にあり、湖までは10mほど。
ロケーションは抜群。
調査日は12月、雪の青森。
別の外リノスタッフにて撮影に行かせていただきました。
今回、外観はオーナー様の意向により手を付けず、内観のみのリノベーション。
宿泊施設ともあり、
エントランス、ラウンジ、受付カウンター、食事スペース、居室、トイレ、大浴場、、、
階段や廊下も含めるとかなりの大規模。
それでもデザインを入れるため、あらゆる箇所の写真を大量に撮影。
撮影した写真をもとにコンセプトを踏まえ、デザインに入れ込みます。
(前回のブログ投稿同様に雰囲気だけお見せします)
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現在はオーナー様へのデザイン提案も終え、
青森の雪解けを待ち、今工事に着手したとのご連絡がありました。
これから、サイン指示のため資料作成に入る段階です。
今回はサインの種類、箇所数も多いため、調整しながらうまく進めていきたいです。
オープンは2023年夏。
完成したらぜひ泊まりに行きたいです。
鳴瀬
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2023.3.16分譲マンションも
各オーナー様より外リノのご依頼も多いですが、
それと同じく、様々なデベロッパー様からも分譲マンションのご依頼をいただいております。
有難いことです。
私が担当した分譲マンションの物件は、まだ竣工していませんが、
出来上がりが待ち遠しいです。。。
肝心のデザインはこのような感じ。(お見せできるのは雰囲気のみです。)
最近では、分譲(インターデザイン)のホームページも更新しましたので、
外リノギャラリーと併せてリノベーションの参考に。
(かっこいい写真たくさんあります!!)
また、弊社にてデザインしている横浜の美容大学が3月28日に開学予定です。
竣工のため当日現地に行くのですが、撮影後の写真も後日アップできたらと!
鳴瀬
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2023.3.15ブラックミラーに代わるもの?
社内にて材料の比較検討を行いました。
映り込みが綺麗なブラックミラー。
狭い空間を広く、そしてより明るく映し出すことができます。
ただいま進行中の外リノ物件で使用する予定でしたが、
オーナー様より当初提案より高価なタイルを外観に使用したいとのことで、
ブラックミラーの箇所で費用を抑えられないかとご依頼を受けました。
そこで弊社にてブラックミラーに代わるご提案をしたのがこちら。
一見ブラックミラーそのもの。
材質はアルミ樹脂複合板で、高剛性・軽量・加工性 に優れています。
今回は天井に使用するため、上向きの取付や照明との取合いを考慮すると、
上記製品は良いのではないかと。
実際にブラックミラーと比較。
左:ブラックミラー 右:アルミ樹脂複合板
ブラックミラーは奥まで綺麗に映りこみますが、
アルミ樹脂複合板は奥に行くほどぼやけて見えます。
やはりこの点に関してはブラックミラーに分がありそうです。
ただ、コストだけで見るとアルミ樹脂複合板の方が安価。
側面からの写真。
左:アルミ樹脂複合板 右:ブラックミラー
コスト、映り込み度、施工面、高級感。。
リノベーションにおいて各オーナー様の重要視する点が異なるとは思いますが、
ぜひ参考にしていただければと。
鳴瀬
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2023.3.12人の手でしかつくれないもの
『跳躍するつくり手たち展:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー』
に行って来ました。昨年からずっと楽しみにしていた展覧会。
地球環境問題やテクノロジーの進化など、社会の在り方が見直されるなかで、
「人間こそがなしうることは何か」にフォーカスした今回の特別展。
デザイン・建築・映像・工芸・アートなど広い領域のクリエイター20組の表現を見ることができました。
展示は4つのセクションに分かれた構成となっています。
さまざまな作品があり見応えたっぷりでしたが、なかでも気になったものをいくつかご紹介。
第1部は、自然由来の素材と向き合い、人間と自然との関係性を強調する作品。
↓「乾漆」という奈良時代からの漆の加工技術を用いて漆の艶を最大限に引き出した作品や、
伝統的な桶に用いられてきた「柾合わせ」という技術を、幾何学的なデザインに落とし込んだ表現など。↑
つづく第2部は、地球環境や感染症など社会を取り巻く問題を表現したセクション。
↓環境を清潔にするための洗剤や道具が多量のゴミとして地球に蓄積している矛盾を描いた作品。
感染症と経済の混乱を描いた『ブロークンチューリップの塔』↑
第3部は、日常で使われる『もの』の命を 100年先につなぐためには?という問いをテーマに、
伝統工芸家らによる『100年後の修繕工房』の様子が作品として展示されていました。
↓こちらは、「金彩」という陶芸の技法を用い、
一度割れてしまった茶碗を再焼成して魅力ある器へと生まれ変わらせたものです。
「社会を修繕する」という作家のメッセージは、外リノの仕事や考えにも通じるものがあると感じました。
第4部では、アートとテクノロジーが融合する未来的な表現の数々が見られました。
冒頭写真もその一つ、光により硬化する液体樹脂をLED光で固め化学変化と人為の融合を表現したもの。
↑展覧会を締めくくるのは、ヴェネチアのガラス工房と協同製作したガラス照明。
こちらはインスタレーションなのでぜひ会場で見てみてください!
4つの異なる視点から、さまざまな作り手の表現を見ることができましたが、一貫して伝わってきたのは、
テクノロジーはあくまで手段にすぎず、未来を創造するエネルギーは
自然のうえに立つ人の問いや思考、関係性によってのみ生み出せるということでした。
そして、凄まじい速さで変化する時代だからこそ、立ち止まって深く考える時間が大切であり、
その‟時間”を与えてくれる展覧会だったと思います。
ちなみに、春の京セラ美術館も秋とはまた一味違う爽やかさがあってとてもおすすめです。
(外リノスタッフに加わってからやたらと建物の地面と天井に目が行くように……)
この展覧会は6月まで開催しているようなので、春のお出かけにぜひ足を運んでみてください!
塩田
株式会社インターデザイン
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2023.3.3空間の神はディティールに宿る。
という書籍を若い時に好んで読んだ。
きっと今も本棚の片隅にある、デザイナー松井雅美の著書。
確かに当時、彼の空間は細部に優れ、若い自分には神々しく感じたように記憶する。
しかし語源はミース・ファンデル・ローエ。
『神は細部(ディティール)に宿る』だと認識していたが、
ことばを遡ると、それは中世の神学者までたどり着くらしい…。
そんなことはどうでもよくて、今回、
『細部に“時間”が宿る』と、こんな建築になるといった作品が竣工してしまった。
まったく描き始めてから描き終えるまで、
自分でもエンドが見えなかったデザインの細部。
いくら描いて、いくら修正したかわからない詳細は、
画家の習作エスキースのよう。
その仕上がりは甲斐あって、神々しい。
…と自分では思う…。
クライアントと施工者さんには少しご迷惑をおかけしたかもしれないが、
商業的に成功していたなら救われる。
いずれにしても最初で最後になるだろう、神がかり詳細。
小寺
株式会社インターデザイン
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2023.3.2こんなに大変だとは…
おしゃれで居心地の良い部屋を目指すため日々検討中の鳴瀬です。
今日はプライベート投稿。
生活空間に変化が欲しい今日この頃。
そう思い検索して購入したのがこちら。
コンクリート調のクッションフロアです。(右)
当初は木のタイルが貼られていましたが、あまり気に入っておらず
某インスタグラマーさんがお勧めしていたものを拝見し、
がらりと雰囲気が変わりそうだなと。
何よりセールだったのか、750円/㎡という破格のお値段!
35㎡ほど購入しそれでも26,000円。安い。
ですが題名からもある通り、このあとこんなにも大変な作業になるとは…
まずは、既存のタイルの上にマスキングテープを貼っていきます。
直接両面テープを貼ると、退去時に剥がれないことがあるそう。
約500mm間隔で格子状にペタペタ。
その後、同じくマスキングテープの上に両面テープを貼っていきます。
日々デスクワークの私には、地味に体力が奪われます。
それが終わると、クッションフロアを一旦仮で配置していきます。
どれくらいの長さで、どういう位置関係で貼るか、
この後の作業にも響いてくるため効率の良い方法を考えます。
貼り方が決まれば両面テープを剝がしつつ実際に貼っていきます。
壁際は凹凸に合わせてカッターでカット。
隣り合うシートとは目地を合わせる。
納まりは綺麗にしたいものですが、これが本当にしんどい。。
最終トータルで7~8時間ほどの時間がかかりました。
家具も何回か部屋の端に寄せたりと、体もボロボロです。。。
それから2か月ほど使用してみた感想としては、
・雰囲気が変わる!
・汚れがふき取りやすい!
・傷が目立つ…
・シートが浮いてくる…
家具の脚には傷防止の保護パッドでもつけてたら。。
テープをもっと狭い間隔で貼ればよかったのか。。
等々課題が出てきます。
今回やってみて、世の施工業者の大変さが身に沁みました。
(ほんの一部の作業だとは思いますが)
でもやっぱりDIYは楽しいですね。
気になってる方はぜひ。
鳴瀬
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