BLOGスタッフブログ

2021.10.28ラギットとネオンの親和性。

先日、阪急神戸三ノ宮の駅に訪れた際、高架下のあまりの変容ぶりに驚きました。

コンコースから続く線路の北側がメインのデザインではありますが、

南側の古い商店街との境界線を、ネオン(ライン照明)のデザインで上手く処理しているなという印象でした。

 

弊社がデザインする際も多くの物件で、

周囲の環境をデザインに取り込む必要があるため、

隠しきれない配管や、無骨な部分をあえて残したり、

塗装のみで露出させることが良くあります。

その際に、新設する部分と既存を残す部分を、

段階的に馴染ませるコツとして、ネオン(またはライン照明)を使用することがあります。

 

※ネオンを用いたデザイン画像提案例

 

最近は飲み屋街や、韓国風の飲食店等でネオンが使用されている所を良く見ますが、

大きく見せるのではなく、単線やポイントで使用することで、

古くなり、味のある建物のポテンシャルを引き出すことができます。

 

インパクトが強い為、デザインはコンセプチャルになりがちですが、

無骨な部分が多い建物では、見せたくない部分の印象を消し去ることができ、

華やかで見映えのする建物になるので、お勧めします。

 

 

駒居

株式会社インターデザイン
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2021.9.16高価な材料、企業努力を実感。

現在デザインしている分譲マンションのエントランス部分。

金糸を織り込んだファブリックをガラスで挟んだマテリアルの使用を検討しています。

 

分譲マンションはその販売価格に相応しい空間をデザインする必要がありますが、

高級な材料を使えば良いというものではありません。

空間の中で見所となる部分に的確に使用する事で、

より良い効果を発揮できるよう十分に検討していきます。

 

材料とは常にメーカーによって様々な物が生み出されていますが、

原材料が手に入らなくなったり、生産が出来なくなったりなど、

高価な材料ほど無くなる事が多くあります。

その度に旧材料に替わる新たな材料が作られています。

我々の仕事はメーカーの企業努力によって実現されると実感します。

 

駒居

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2021.9.9新たなモビリティサービスに伴うデザインの可能性。

ふと通勤時に見つけたシェアサイクル。

昨日までは空き地だった場所が、一夜にしてシェアサイクルのスペースになっていました。

 

サービスのウェブサイトを覗いてみると、とても簡単に導入できるようで、

都心の小さな空きスペースに特化した仕組みのようです。

引用:LUUP(ループ) URL : https://luup.sc/

 

しかし、簡単に導入できるとはいえ無理やり設置すると悪目立ちしてしまい、

建物のデザイン性を損なわせる可能性もある為、設置場所を検討する際には周囲の状況も

併せて考える必要があります。

 

以前外リノでは、一階のテナントを駐輪場やバイクのガレージへ変更するデザインを行いました。

その背景には、テナントの入りや質が良くないこともありますが、

面積がちょうど良かったということも一因としてあります。

 

  

↑駐輪場デザイン事例                           ↑ガレージデザイン事例

 

テナントスペースを駐輪場やガレージにするには面積がもったいない、という物件でも、

一部をシェアサイクルとすることで、貸ガレージとシェアサイクルの導入で収益アップが狙えるかもしれません。

 

新たなサービスには新たなデザインを。

弊社では、オーナー様のビジネススタイルに則したデザインの提供を心掛けています。

物件のデザインの事なら、是非弊社にご問い合わせください。

 

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2021.9.2物件調査。谷町六丁目 老舗商社の回顧洞窟。

本日は調査という事で、正式なご依頼をいただく前に、

現場の状況やご要望をお施主様と共有する機会を頂きました。

 

今回の依頼はいわゆるオフィスコンバージョンというもので、

自社ビルの中で、倉庫として活用していた部屋をオフィスとして用途変更したいとのことでした。

 

お施主様と話していくうちにオフィスで働くスタッフが如何に快適に働けるかを考えた結果、

デザインの依頼をするに至ったということが聞け、期待に応えられるようなデザインを提案したいと強く感じました。

 

当日も現場は活気であふれていましたが、部署の違う従業員同士までもが交流の場を持てるような、

魅力的な空間をご提案できるようこれから準備を進めていきます。

 

歴史のある企業だからこその空間。

中二階に位置する内部は洞窟のように広がり、低い梁の間に所狭しとあらゆる資材が積み上げられています。

その一角に周囲の資材と同化したデスクスペース。

どこかノスタルジックなこの空間。失われるのが惜しいという気持ちが沸き上がるが時代は移ろう。

 

プランを想定するに、役所への申請等が発生する可能性があるので、まずはその確認から。

予算の兼ね合いもありますが、正式にご依頼を頂き、デザインできることを願います。

 

駒居

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2021.8.26荒れない植栽帯の仕上げ方。

賃貸マンションの植栽帯。(↑ 物件ギャラリーリンク)

敷地境界の侵入防止、目隠しや市の条例など、様々な設置理由があります。

期待通りの働きをすれば、緑や花が映え、建物が一層素敵に見えるでしょう。

しかしながら竣工当時は美しい植栽帯も、手入れをしなければ次第に荒れてきます。

荒れた植栽帯は建物を不気味に演出してしまい、 入居率ダウンの引き金になりかねません。

弊社では、枯れずらく手入れが比較的簡単な植栽として、這性のローズマリーをご提案しますが、

 

↑這性ローズマリー事例

 

それでも放置してしまうと荒れるのは避けられません。

そこで、どうしても手入れが難しい場合は、玉砂利やバークチップを敷くご提案を致します。

 

↑玉砂利事例

(一階バルコニー下の植栽帯は、日陰になり植栽が枯れることで荒れがち)

 

デザインコンセプトに合わせて使い分けをしていますが、 手入れの頻度を減らしながら、

比較的長期に渡り綺麗な状態を維持できます。

植栽帯でお困りの際は外観とトータルでデザインを見直すのも手段の一つです。

 

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2021.8.6屋外でペンダントライトを使うとき。

弊社大阪オフィスへの通勤時、いつも目に入るのがこの立派なペンダントライト。

 

本町ガーデンシティの巨大なピロティによく映えています。

 

弊社でも屋外でペンダントライトを提案することが多々ありますが、

 

気を付けることが一つあります。

 

大きさに関わらず、振れ止めのワイヤーを取付けることです。

振れ止めワイヤーとは↑画像の本体から伸びている細い線のこと。

 

これが無ければ強風に煽られて壁にぶつかったり、酷ければ落下してしまうことも考えられます。

 

ほとんど目立ちませんが安全で快適な空間を作る小さな心掛けです。

 

↓外リノギャラリー:ペンダントライトを利用した物件事例

 

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2021.7.1大切なのは下準備。DIYで棚製作。

本日は事務所に棚を制作しました。

所要時間は3時間。

代表の小寺が事前に実測を元にスケッチを描いていたのでスムーズに制作が進みました。

材料はメラミン化粧板。ドラフターに合わせて製作しました。

使い勝手は上々。

 

工業製品の都合で隣の本棚と同じ高さに揃ったのは嬉しい誤算でした。

 

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2021.6.2設計意図を汲み取って

以前ブログでご紹介した”兄弟物件をデザインする”

のデザインが今週からスタートしました。

 

方向性なども決まり、デザインも終盤となってきました。

 

 

アールが特徴的な形状で丸窓などを使用しており

チャーミングな建物だと思いこのアールを活かしたいと思います。

 

形状を理解するために図を描いたり、

この物件を設計した人の意図などを想像しながらデザインするのは

難しい反面勉強になることが多く

どの物件にも必要な想像力や考える力が養われた気がします(*^^*)

 

お客様にデザインをお見せするのは

もう少し先なのでギリギリまでいいものを作り出すために

考えたいと思います。

 

 

岡田
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