BLOGスタッフブログ
2024.4.16新しい顔
2022年の2月から、改修工事により休館していた大阪市立東洋陶磁美術館。
2年間待ち続けてやっと…この4月にリニューアルオープンしたので早速行ってきました。
従来の建物はそのままの姿で、新たにガラス張りのエントランスホールが増設されていました。
高さ約7mのガラスに囲まれたエントランスホール。
閉塞感があり少々入りにくい印象のあった入口は、開かれた雰囲気に変わっています。
四隅には柱がなく、中央にある曲面のコンクリート壁で屋根を支える構造になっているそうです。
こちらは2階の展示室に向かう階段を上がる途中の景色。
中央公会堂と東洋陶磁美術館に、新たに一体感が生まれています。
個人的に東洋の陶磁器はとても好きなのですが、西洋絵画の展示などに比べて認知度が低いので
建物のリニューアルを機に賑わってほしいなと思います。最後はお気に入りの展示を添えて。
株式会社インターデザイン
塩田
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577
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2024.4.12地方の分譲も着々と。
私が入社してから担当したいくつかの分譲マンションもようやく完成に向かってきており、
そのうちの一つで、先日弊社大阪オフィスにて販売ページ掲載用の取材を受けさせていただきました。
分譲マンションのご依頼もほとんどが都心なのですが、その中でもたまに地方の物件も
デザインさせていただきことがあり、今回はそのうちの仙台に建築予定の物件です。
これから販売ページやモデルルームをご覧いただき物件購入を考えられているお客様に対し、
この土地にどういったコンセプトでデザインを落とし込んだか等を伝えられる良い機会でもあります。
そこに感化してくだされば、より私たちもやってよかったと思えるのではないかと。
自分が担当した物件だからというわけでもないですが、外内含め自信をもってお勧めできるデザインで、
実際に竣工すれば見に行ってみたい物件の一つです。
インタビューの動画は未掲載ですが、弊社がデザインしたCGパースは掲載されていますので、
以下URLリンクからぜひチェックしてみてください!
鳴瀬
株式会社インターデザイン
◎大阪オフィス
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2024.3.29ロジウラの活気
外リノ自社運営の民泊「かゑる屋」、おかげさまで、3月の稼働率は両部屋とも50%を上回る結果に。
国内客や外国人観光客まで利用客は幅広く、最近は5・6名のグループでの宿泊が多い印象です。
住宅宿泊事業法に基づく民泊は、年間180日営業という制限がありますが、
現在の稼働率を見ているとすぐに上限に達しそうな勢い。年間の繁忙期と閑散期を見極めながら
営業日数を調整し、コスパの良い運営をすすめることが新たな課題となっています。
そしていよいよ、テナント募集をしていた路地ビル1階に今月、おしゃれなバーがオープンしました。
かゑる屋の看板と相性の良いグリーンの看板が目印で、アートに詳しい店主様が運営しているお店です。
1年前まではひっそりとしていた路地裏に、さらなる活気が生まれています。
店内は明るくシンプルな雰囲気で、店主様自ら手掛けたこだわりのウォールアートがとても印象的。
気になった方は、ぜひ足を運んでみてくださいね!
旅行先の慣れない土地で、夜、宿に帰ってきた際に1階が賑わっていると安心感がありますよね。
今後、この路地裏を拠点として、さまざまな人の交流が生まれることが期待できそうです。
株式会社インターデザイン
塩田
◎大阪オフィス
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2024.2.6水上に浮かぶ
先日、とある結婚式に参列してきました。
私事ですが、結婚式への参列は今回が人生で初めて、、!
式場と周辺含む会場が新鮮で素敵だったのでその記録を少しだけ紹介させてください:)
会場は神戸の港に囲まれた最高の立地。式場といっても教会やホテルとは少し違い、
普段は様々なコンベンションの開催地としても利用される施設らしいです。
化粧モールと、落ち着いたベージュカラーで統一したエレガントな印象の建物でした。
エントランス折上げ天井の格子も素敵。
内装も、あらゆるところに化粧モール・アイアン・大理石調の材料が使われており、
とにかく華やかで明るい雰囲気です。
実際に式が行われるチャペル内は時間の都合上あまり撮影できませんでしたが、
ガラス貼りの壁と白を基調とした内装で、外の光と海の色が燦々と差し込む素敵な場所でした。
どこを見てもキラキラ…!本当に海の上に浮かんでいる気分でした。
ちなみに、こちらは式場に隣接する旅館。↓
実は、旅館と式場を含むこの一帯、少し離れて見ると、神戸港に浮かぶクルーズ船のように見えるんです。
“船出を祝う”場所という意味も込められているのでしょうか。
(↑おまけ)
会場のすぐ隣のエリアでは、巨大なアリーナを建設中でした。2025年開業予定みたいです。
同年には神戸空港の国際化が解禁予定、また、大阪ではIRの整備が実施中であったりと、
西日本各地でウォーターフロント開発が活発に進んでいることを実感します。
どんな街に変わっていくのか、楽しみですね。
株式会社インターデザイン
塩田
◎大阪オフィス
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2023.12.1312月外リノ見学会 in 東京
~撮影係のレポート~
12月9日(土)に外リノ見学会 in 東京を開催しました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
年内最後の見学会となった今回は、竣工後初見学となる物件も含めた3物件の外リノ見学会でした。
では見学会の様子を少しご紹介させていただきます!
今回はこちらのバスで向かいます!
12月ですがこの日はアウターいらずの気温。撮影係としても動きやすくて助かります。
【1件目:板橋区 1990竣工 2020年外リノ S造 4階建】ギャラリーはこちら!
1件目はオレンジとのコントラストが素敵なこちらの物件。
切文字の館銘サインが影となって伸びているのもポイントです。
この物件、中はすべて塗装していますが、外観は2階部分まで。
下層階のみのリノベーションでもここまで変わります。
個人的には原色好きなので、見学できて私得でした。
【2件目:新宿区 1992竣工 2023年外リノ RC造 6階建】ギャラリーはこちら!
十字サインが目を引くこちらの物件、つい先日竣工ばかりのホットな物件です!
分かる人にはわかる、あのブランドに…似ている…?
こちらはオーナー様の好みをそのまま具現化した物件です。
デザインしたスタッフも実際にブランドの店舗に足を運び、
店舗で使用しているレンガと近似したものを選んでいます!
なかなかにこだわった物件ということです。
ブランドを彷彿とさせるデザインが…
天井の意匠も凝っています。
途中でVEもありましたが、入口の受けとなる部分はレンガを使い、
裏側は階段と同じ色の塗装に変更しています。
インターデザインではVEで工事費を抑えたいときでも、
代替えの材料やデザインとして元から大きく変わらないように
再度デザインをご提案させていただきます。
ここからは浅草の物件に向かうため高速に乗ります。
バスから見える夕方の隅田川が綺麗です。
【3件目:台東区 1985竣工 2023年外リノ RC造 9階建】ギャラリーはこちら!
最後は6月の外リノ見学会から2度目となるこちらの物件。
外リノでは黒のゲートとしてデザインしていました。
竣工後にカフェが入り白いゲートが新しくつくられましたが、それもまた良い感じにまとまっています。
内装は木目調のダイノックシート貼、框組された壁がより立体的に内観を引き立たせます。
各所にちりばめられたブロンズ色のアイテムがアクセントとなり高級感をプラスしていました。
こちらの物件、工事費が大きくかかっている分、やはりオーナー様も気に入っておられました。
今回は3物件と前回よりは少なかったですが、その分各物件ごとの時間をたっぷりとっていたので、
じっくり見ることができたかと思います。
新規のオーナー様も数人参加くださり、良い刺激を与えられたのではないかと。
今年の見学会はこれで終了しましたが、、、
年明け1月も開催します!
場所は神戸元町!弊社で所有する “民泊かゑる屋” の見学会です!
ご興味ございましたら是非こちらより参加のお申し込みお待ちしております。
鳴瀬
株式会社インターデザイン
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2023.12.3竣工検査 / 愛媛県松山市 外リノ外観リノベーション工事
本日は愛媛県松山市へ竣工検査へ。
コストを抑えつつ、代り映えのする物件になりました。
昨今の工事費高騰の波はとどまることはなく、外リノをご依頼いただくオーナー様の多くは、
限られた予算をどのように活用するか悩まれています。
外リノは、限られた範囲にしっかりとデザインを落とし込むことで、現状の問題を解決しつつ、
集客力のある建物に刷新できます。
今回の物件は特にコストパフォーマンスの良いリノベーションになったかと思います。
最寄り駅から物件を目指すと、物件の館銘板が見えてきます。
こちら実は館銘板ではなく、ゴミ庫です。
ゴミ庫は回収の都合から前面道路に面した目立つ位置に設置されている場合が多いです。
目立つ所に単純にゴミが集まるのは建物にとってマイナスイメージにつながるので、
ゴミを隠しつつ、逆に見せたいものへ置き換えます。
本物件はエントランスが旗竿地にあり、特に効果的に働きました。
規模の大きな物件ですが、形状が特殊なので小さく見えてしまっています。
今回のアクセントカラーである緑の照明を用いて、アプローチからも建物の全貌に気が付けるよう工夫しました。
続いてアプローチとエントランスに塗装と照明新設のデザインを行いましたが、
駐輪場には元々照明がついておらず暗い印象だったのが、とても明るく雰囲気が良くなりました。
エントランスホールへ進むと特に目立つのが丸看板と正面のペイントサイン。
前面道路の向かい側からも目立つアイキャッチになっています。
メールコーナーの雰囲気も楽しげなものとなり、入居者の生活を彩る個性を持たせました。
マンションの張り紙等は必要なものであることは理解していますが、
煩雑に貼られると汚らしく見えマナーの低下にも繋がるので、なるべくシンプルに整えたいと考えます。
今回は掲示板は撤去し、電気の操作盤のスペースを掲示板として使用できるようにデザインしました。
工事の品質も良く、良い物件ができたと思います。
本物件のリノベーション計画携わっていただいた皆様、本当にありがとうございました。
専門学校やライブハウスが近いこともあり、若い入居者層に向けてのデザインを目指した今回の計画。
詳しい代り映えは、ギャラリーをご覧ください。
駒居
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2023.11.15京都の大雲
この日は、とある商業施設の打合せで京都・烏丸エリアを訪れました。
朝一での打合せでしたが、四条通りはもうすでに外国人観光客で賑わっていて
インバウンドの回復をひしひしと感じていました。
久々の京都市内、打合せ後最寄り駅までの道中、ひときわ目立つ建物が。
地下鉄四条駅から地上に出てすぐの、「COCON KARASUMA」です。
外壁を覆うガラス製のファサードの一面には、伝統的な連雲のイメージが施されています。
こちらは、江戸時代から続く、とある唐紙の老舗店に伝わる天平大雲の文様だそうです。
外リノでも、サインなどデザインを考えていくうえでそのコンセプトに合わせて
唐紙の文様のモチーフや意味合いを参考にする場合もあります。
また、欧米風のデザインが多いイメージの外リノですが、
和テイストの物件も多く手掛けています。(↓詳しくはギャラリーで…!)
外リノに加わる以前、京都に住んでいた時、何度もこの建物の前を通っていたはずですが、
ファサードの文様など気にもとめず通りすぎていました。
やはり、外リノでの業務を少しずつですがこなす中で、
自然と建物が目に飛び込んでくるようになったし、
見渡す街の景色が前よりも色づいたような気さえします。
日々の些細な視点が様々なインスピレーションを与えてくれるとなると、街歩き、侮れないですね。
株式会社インターデザイン
塩田
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2023.11.6着工打合せ / 兵庫県明石市
今日の出張は兵庫県明石市の外リノ物件。
今回は初めて自分でデザイン担当した物件の着工打合せに行ってきました。
エントランスには私がデザインした外リノ後のパースが貼られており、
オーナー様から入居者への周知がされていました。
こういう風に完成後の姿が見えると入居差の方々も期待が高まるのかと。
私自身、嬉しさとともに期待にしっかり応えないとと感じさせられました。
着工打合せでは塗装についての打合せがメインです。
事前に社内にて確認した塗装サンプルを並べます。
今回オーナー様は不在のため、いつも頼んでいるという施工業者の方々に一任しているとのことで、
一緒に各塗装色と各塗装箇所を確認しました。
また、塗装範囲についても事前にお送りしている資料で指示しているのですが、
現地に行くと細かい塗分けが出てきます。
現地調査時に撮っていた写真でもわからない箇所は、今回の着工打合せで事前に確認する必要があります。
面取されている箇所、バルコニーの目地はどこで塗分けるか、
どこで見切れば建物が綺麗に見えるか。
他の先輩スタッフと一緒に検査しましたが、今後一人の場合は的確に判断・指示できるよう
こういう場で吸収していきたいです。
写真のようにこのような箇所も現地で指示しますが、齟齬がないように追って資料をお送りしています。
サインもこれからです。
監理も含めて出来上がりまで頑張ります!
鳴瀬
株式会社インターデザイン
◎大阪オフィス
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