BLOGスタッフブログ
2023.11.6着工打合せ / 兵庫県明石市

今日の出張は兵庫県明石市の外リノ物件。
今回は初めて自分でデザイン担当した物件の着工打合せに行ってきました。
エントランスには私がデザインした外リノ後のパースが貼られており、
オーナー様から入居者への周知がされていました。
こういう風に完成後の姿が見えると入居差の方々も期待が高まるのかと。
私自身、嬉しさとともに期待にしっかり応えないとと感じさせられました。
着工打合せでは塗装についての打合せがメインです。
事前に社内にて確認した塗装サンプルを並べます。
今回オーナー様は不在のため、いつも頼んでいるという施工業者の方々に一任しているとのことで、
一緒に各塗装色と各塗装箇所を確認しました。
また、塗装範囲についても事前にお送りしている資料で指示しているのですが、
現地に行くと細かい塗分けが出てきます。
現地調査時に撮っていた写真でもわからない箇所は、今回の着工打合せで事前に確認する必要があります。
面取されている箇所、バルコニーの目地はどこで塗分けるか、
どこで見切れば建物が綺麗に見えるか。
他の先輩スタッフと一緒に検査しましたが、今後一人の場合は的確に判断・指示できるよう
こういう場で吸収していきたいです。
写真のようにこのような箇所も現地で指示しますが、齟齬がないように追って資料をお送りしています。
サインもこれからです。
監理も含めて出来上がりまで頑張ります!
鳴瀬
株式会社インターデザイン
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577
カテゴリ:現場監理,材料チョイス,現場より,想うこと,塗装
2023.9.20ちょっとしたこと。

現在、大阪市にて外リノ施工中の物件。
前回現場にて着工打合せを施工業者様と打合せを行い、
塗装色の指定や塗分けの指示をさせていただきました。
その後はサインの細かな調整を含め、指示書を作成したりといった作業を行っています。
また、現場には写真を週に1回のペースでいただくようにしており、
塗分けの相違確認や進捗確認も兼ねてお願いしています。
ついこの間現場から写真をいただいた際に、塗分けが異なる箇所がありました。
各階の窓下枠から目地(赤丸部)までの部分を黒く塗装する予定でしたが、白に塗装されています。
(足場で見えにくいですが…)
隣の黒に塗装された面(青枠部)は塗装の見切りが既存パネル目地となるので、その高さと揃えたいという意図です。
現場に連絡し塗り直していただいたのがこちら。
窓下の部分も黒で塗装することによって、横のラインが強調されたデザインとなり綺麗に見えます。
ちょっとしたことですがこういう塗分けで出来上がりの良さが変わります。
今回で写真を定期的にいただくことの大事さを再確認しました。
上記は一部ですが、それも含め”外リノ”は最後まで物件の管理をさせていただきます。
まだエントランス等もこれからなので良いものが出来上がるよう頑張ります。
前回記事はこちらより↓↓↓
鳴瀬
株式会社インターデザイン
◎東京オフィス
〒107-0062東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル3F
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2023.9.13提案までして終わりじゃない

先週末は神戸で外リノの見学会を行いました。
現地での様子は見学会レポートを是非ご覧ください。
外リノのイベントをすると必ずといっていいほど聞かれるのが
「デザイン案はいくつ作ってもらえますか」というご質問。
解答としては「 1つのコンセプトを基にいくつかのデザインを提案しています。」
ですのでカラーリングの違いや、床をやり替えた場合と既存ままの場合のイメージの違い
などのイメージをわかりやすくご提案させていただいています。
初回の提案で納得がいかなかった場合にも再度ご要望をお聞きしながら
ご納得がいくまでご提案させていただいています。
1つのコンセプトを基にというのがポイント。
事前にご要望をお伺いしながら大まかな方向性のみは初回の提案までに決めさせていただくので
最初の打合せと180度方向性の異なるデザインが見たいとなると別途追加料金をいただく場合があります。
個別相談である程度の方向性は一緒に決めていきますが、ご夫婦や会社スタッフ同士で希望内容が全く違うなどの場合には注意が必要です。
またせっかく承認いただいて見積まで進んだのに思ったより工事の見積が思ったより高かった…というのも少なくないケースですが。
このような場合にはデザインのベースを残しながら意匠的な優先順位をつけて再度減額案のご提案もしています。
ここでの優先順位がとても大事です。単純に項目ごと無くしていってしまうとデザインのバランスが崩れていく一方ですので
素材を変えたり、あるいは類似品の中からグレードを下げたり物件毎に調整しています。
こちらの物件では見積書のチェックと同時にダイノックシート貼りと植栽工事を中止とした場合のバーチャル画像をご用意させていただきました。
減額の検討段階からオーナー様も施工会社様にも減額の内容が直感的にわかるので事前にイメージを共有することで単純なミスや実際できあがった時の嫌なギャップ
が極力ないようにしています。この段階では金額もわかるのであと〇〇万円でこの仕上がりになるけど予算的にどうしようかというオーナー様の検討材料にもなります。
中には金額を半分近くしたいとうご要望をいただくこともありますがその場合も優先順位をつけて
極力デザイン性を保つよう調整したデザインをご提案させていただいています。
無事工事契約までデザインを繰り返し、工事が始まればデザイン通りできているか日々のデザイン監理を経て
ようやく物件の完成です。
提案までして終わりじゃないのが外リノです。
藤本
株式会社インターデザイン
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2023.9.1名古屋に外リノ新築竣工

以前より何度かブログでもご紹介してきた名古屋の外リノ新築物件
途中プラン変更やVEによる仕様変更なども経て、この度無事完成しました。
デザイン提案としてマテリアルの選定や照明計画はもちろんですが
外リノ新築のデザイン監理って他にどんなことをしてくれるの?と思われる方もいると思うので
今日はこの物件で工事中、最後に指摘してお願いした是正箇所を2カ所ご紹介。
1つ目はこの火災報知器の総合盤。
竣工前検査の時は既製品の白色だった為悪目立ちしていたので
プレートの塗装をお願いしました。
比べてみるとその差は一目瞭然。
ミラー越しにも写ってしまうので既製品のままでは残念な仕上がりになってしまうところでしたが
塗装していただいたことで違和感の少ない仕上がりになっています。
2つ目は遠くからや見上げのアングルで少し見えて目立ってしまっていた
バルコニー面のエアコン化粧カバーも外壁と同じ色で塗装していただいてこの通り。
このように2つは一例ですが、オーナー様が気付かなかったり
指摘しずらいようなポイントも外リノがデザイン監理をするときには
気になるところはどんどん指摘しています。
細かな事もお願いするので施工会社様からは煙たがられることも少なくありませんが、
こちらの現場は設計・施工会社様も協力的で要望にも応えていただけたので
より完成度の高い物件になったのではないでしょうか。
引き渡し後に連絡した際も「いいものができました。ありがとうございました」と最後まで気持ちの良い施工会社様でした。
オーナー様にも 「2棟目の際は是非またお願いします」と言っていただけて
また1つ無事物件を終えた達成感を感じました。
肝心なデザイン部分は早速スタッフがギャラリーも更新してくれているので是非ご覧ください。
最後に直近のイベント情報です。
「外リノ」のこだわりが詰まった民泊がいよいよオープンします。
自社物件だからこそ、試行錯誤を繰り返しデザイン性を取り入れつつ ローコストを目標に進めたプロジェクト
来週末には一足先に完成見学会を行います。他にも外リノ・外リノ新築をいくつか見学予定です。
この機会に外リノのこだわりを是非体感してください。
残席僅かです。
藤本
株式会社インターデザイン
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2023.8.10どの位置がいいのか。

外リノでは切文字やペイントサインなどで実際のサイズや位置を社内にて検討していますが、
今回はもう一つの分譲マンションにおけるサイン位置の検討。
こちらはデザイン提案してから約1年経った物件。
当初のご提案でも配置やざっくりしたサイズのご提案はしていましたが、
現場が始まるにつれ細かい内容も決めていく時期となります。
現場を想定して実際に実寸で何パターンか打ち出して確認していきます。
入居者目線だとこの位置でいいのか。
サイズやフォントもこれでいいのか。
納まりや仕様は問題ないか。
諸々考慮して決めていきます。
他物件では切文字サインを天井から吊下げるパターンもありましたので、
その際は実際に2.6mの高さに設置して検討もしました。
やることは外リノと同じですが、マンションの顔ともなるので気は抜けません。
どういった見せ方がカッコイイのか。日々検討あるのみです。
鳴瀬
株式会社インターデザイン
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〒107-0062東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル3F
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2023.8.8外リノはここまで検討する。
ハウスメーカー仕様の賃貸マンション

以前ブログにてご紹介した物件。
外観の仕様もほぼ決定。
今週は内廊下のマテリアル決めを行いました。
デザインイメージに合う不燃のクロスをかたっぱしから手配します。
ダークグレーとグレーと、タイルに色の近い木調クロス選定。
↑途中の有力案がこちら
手配していたサンプルがおおかた出そろったとき一番よかったのがこの組み合わせ。
この案のデメリットは色柄の相性を優先したため、クロスと巾木のメーカーがバラバラ。
A社のクロスにB社の巾木ではちょっと手間で割高かなという懸念がありました。
頭を抱えていたところ、遅れて到着したもう一社のサンプルがこちら…
イメージに合うものが1社で揃いました。
先程の案と比べ木調クロスが若干明るいのは気になるところですが全体のバランスや
クロスと巾木の相性はバッチリではないでしょうか。
結果、たったの3品番のクロスの選定に数社のメーカーから何十枚ものサンプルを取り寄せ検証しました。
さらっと映る巾木も実は検討の成果です。
巾木なんてどのメーカーでもだいたい一緒!なんて思っていませんか?
意外と色味が全然違います。
このようなマテリアル決定の過程も外リノが関与しない場合
通常はオーナー様がショールームで無数のカタログ帳の中から小さなカットサンプルで
それぞれ品番を決めて終わり。という流れも多いと思いますが
外リノでは極力、実物のサンプルを手配し並べて検証しています。
この手間とこだわりが完成時の見映えや完成度に大きく影響しています。
また、外リノをご依頼いただいたオーナー様の多くが外リノを頼むことで結果的に「楽」と言われるのは
このような手間のかかる作業を自分自身がせずに最後に確認だけすれば済むというところかもしれません。
当然上記の検証資料もオーナー様には共有済みです。
最近ではオーナー様だけでなくメーカー様からの直接のご相談や依頼も増えてきました。
設計事務所の自由設計の新築だけでなくハウスメーカーの規格商品でもデザインで変わり映えのする
提案は可能だと考えます。
気になる方はお気軽にお問い合わせください。
藤本
株式会社インターデザイン
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2023.8.3着工打合せ / 大阪府大阪市

お久しぶりの投稿です。鳴瀬です。
先日大阪の難波にあるビルの着工打合せに行ってきました。
デザインとしては昨年末から進めており、お客様のご要望も含めて
デザインは完成しておりこれから工事が始まります。
着工打合せは入社してすぐに一度行ったことはありましたが、
しっかりと業者の方と関わるのは今回が初。
着工打合せでは、塗装の色味の最終確認や、塗分けの指示などをさせていただきます。
現場にはいくつか塗装サンプルを持っていき、実際に管理会社様・オーナー様・施工業者様達と確認します。
色味はこちらで決定しました。
インターデザインでは、無彩色の塗装サンプルも持っていき色味を見比べていただきます。
真っ白や真っ黒といった色味は他の色味と合わないことが多いため、独立せず周りに馴染むものをご提案しています。
この際にツヤのご指示もさせていただきます。
見た目の印象もありますが、使用箇所によって汚れの付着も考慮し決めていきます。
塗分けの範囲もデザインご提案時に記載はさせていただきますが、
やはり現場に行くと細かいところでデザインに大きく左右される塗分けもあったり。。。
今回の一例でいうと、外観の塗分けはクランクしているところなのか、
それとも既存目地で切り替えるのか。。
窓下の細い幅はどの色で塗るのか。。
等々、そういった箇所をデザインとして成立するように再確認します。
ですがそういった制約もある中でのデザインも外リノならではで面白いです。
今後は管理の対応もありますが出来上がりが楽しみです。
鳴瀬
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2023.7.19これはない。ポテンシャル高い賃貸マンション

随分前に投稿して未だにアクセスの多い共用部照明について書いたブログの通り
外リノで廊下などの共用部で推奨しているのは電球色の照明です。
つい先日デザインをご依頼いただいて調査した栃木県のマンションでも
このように電球色と白色がまちまち。
照明の色がばらばらなのは一目で手入れの行き届いていない。
共用部の管理が十分でない印象を与えてしまいます。
球切れを放置というのも当然です。
建物の老朽化も至る所に見られ、なかなかポテンシャルの高い建物です。
このようなマンションは出来上がりの変わり映えもその分期待できるので
きっと入居者にも喜んでもらえるではないでしょうか。
デザインもまだこれからですので急ピッチで進めていきます!
今週末は外リノセミナーを大阪・東京で開催します。
外リノのメリットや照明の話だけでないデザインのコツも沢山お伝えします。
スライドの内容もガラっと変えているので2、3年前に聞いたことがあるという方でも
是非 セミナーにご参加ください。毎度満席近いご応募のある見学会の募集も始まっています!!
https://www.sotoreno.co.jp/semarchive/
藤本
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