BLOGスタッフブログ
2023.8.8外リノはここまで検討する。
ハウスメーカー仕様の賃貸マンション

以前ブログにてご紹介した物件。
外観の仕様もほぼ決定。
今週は内廊下のマテリアル決めを行いました。
デザインイメージに合う不燃のクロスをかたっぱしから手配します。
ダークグレーとグレーと、タイルに色の近い木調クロス選定。
↑途中の有力案がこちら
手配していたサンプルがおおかた出そろったとき一番よかったのがこの組み合わせ。
この案のデメリットは色柄の相性を優先したため、クロスと巾木のメーカーがバラバラ。
A社のクロスにB社の巾木ではちょっと手間で割高かなという懸念がありました。
頭を抱えていたところ、遅れて到着したもう一社のサンプルがこちら…
イメージに合うものが1社で揃いました。
先程の案と比べ木調クロスが若干明るいのは気になるところですが全体のバランスや
クロスと巾木の相性はバッチリではないでしょうか。
結果、たったの3品番のクロスの選定に数社のメーカーから何十枚ものサンプルを取り寄せ検証しました。
さらっと映る巾木も実は検討の成果です。
巾木なんてどのメーカーでもだいたい一緒!なんて思っていませんか?
意外と色味が全然違います。
このようなマテリアル決定の過程も外リノが関与しない場合
通常はオーナー様がショールームで無数のカタログ帳の中から小さなカットサンプルで
それぞれ品番を決めて終わり。という流れも多いと思いますが
外リノでは極力、実物のサンプルを手配し並べて検証しています。
この手間とこだわりが完成時の見映えや完成度に大きく影響しています。
また、外リノをご依頼いただいたオーナー様の多くが外リノを頼むことで結果的に「楽」と言われるのは
このような手間のかかる作業を自分自身がせずに最後に確認だけすれば済むというところかもしれません。
当然上記の検証資料もオーナー様には共有済みです。
最近ではオーナー様だけでなくメーカー様からの直接のご相談や依頼も増えてきました。
設計事務所の自由設計の新築だけでなくハウスメーカーの規格商品でもデザインで変わり映えのする
提案は可能だと考えます。
気になる方はお気軽にお問い合わせください。
藤本
株式会社インターデザイン
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577
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2023.8.3着工打合せ / 大阪府大阪市

お久しぶりの投稿です。鳴瀬です。
先日大阪の難波にあるビルの着工打合せに行ってきました。
デザインとしては昨年末から進めており、お客様のご要望も含めて
デザインは完成しておりこれから工事が始まります。
着工打合せは入社してすぐに一度行ったことはありましたが、
しっかりと業者の方と関わるのは今回が初。
着工打合せでは、塗装の色味の最終確認や、塗分けの指示などをさせていただきます。
現場にはいくつか塗装サンプルを持っていき、実際に管理会社様・オーナー様・施工業者様達と確認します。
色味はこちらで決定しました。
インターデザインでは、無彩色の塗装サンプルも持っていき色味を見比べていただきます。
真っ白や真っ黒といった色味は他の色味と合わないことが多いため、独立せず周りに馴染むものをご提案しています。
この際にツヤのご指示もさせていただきます。
見た目の印象もありますが、使用箇所によって汚れの付着も考慮し決めていきます。
塗分けの範囲もデザインご提案時に記載はさせていただきますが、
やはり現場に行くと細かいところでデザインに大きく左右される塗分けもあったり。。。
今回の一例でいうと、外観の塗分けはクランクしているところなのか、
それとも既存目地で切り替えるのか。。
窓下の細い幅はどの色で塗るのか。。
等々、そういった箇所をデザインとして成立するように再確認します。
ですがそういった制約もある中でのデザインも外リノならではで面白いです。
今後は管理の対応もありますが出来上がりが楽しみです。
鳴瀬
株式会社インターデザイン
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2023.7.19これはない。ポテンシャル高い賃貸マンション

随分前に投稿して未だにアクセスの多い共用部照明について書いたブログの通り
外リノで廊下などの共用部で推奨しているのは電球色の照明です。
つい先日デザインをご依頼いただいて調査した栃木県のマンションでも
このように電球色と白色がまちまち。
照明の色がばらばらなのは一目で手入れの行き届いていない。
共用部の管理が十分でない印象を与えてしまいます。
球切れを放置というのも当然です。
建物の老朽化も至る所に見られ、なかなかポテンシャルの高い建物です。
このようなマンションは出来上がりの変わり映えもその分期待できるので
きっと入居者にも喜んでもらえるではないでしょうか。
デザインもまだこれからですので急ピッチで進めていきます!
今週末は外リノセミナーを大阪・東京で開催します。
外リノのメリットや照明の話だけでないデザインのコツも沢山お伝えします。
スライドの内容もガラっと変えているので2、3年前に聞いたことがあるという方でも
是非 セミナーにご参加ください。毎度満席近いご応募のある見学会の募集も始まっています!!
https://www.sotoreno.co.jp/semarchive/
藤本
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2023.7.7外リノ新築打合せ パナソニックホームズへ

昨日は外リノ新築の打合せと、外リノのプレゼンの2件のアポイントがあり新宿へ。
パナソニックホームズ様とご契約されたオーナー様からのご依頼で外観・共用部、外構のデザインをご提案させていただくことになりました。
新築の賃貸マンションのご依頼の場合、設計事務所や工務店だけでなくハウスメーカー様の設計の場合もデザインをご提案させていただくことが可能です。
早速パナソニックホームズのショールームでマテリアルの確認。
基本的には標準内でのマテリアルを選定しながらデザインの肝となる部分では、少し違った提案もしていく予定です。
オーナー様含めイメージや条件の摺り合わせしてきましたので
これから本格的にデザインに着手していきます。
藤本
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2023.6.19アクセントはド派手に/名古屋外リノ新築

名古屋の中心地で建築中の外リノ新築物件。
先日は中間検査に行って参りました。
内装の工事はほぼ終了し残すは共用部のみとなりました。
こちらの物件では床・壁・天井のそれぞれ異なる組み合わせで
3パターンの内装デザインをご提案。
初期の提案通りすべて採用していただいています。
例えばこちらのブルーを基調としたお部屋では
ウォークスルー型のクローゼットの両壁にもド派手にアクセントクロスを。
別のカラーリングのお部屋ではトイレもクラシックパターンのアクセントを採用。
オーナー様も思わず「自分じゃ絶対選ばないクロスですね・・・けどすごく良いです」と一言。
ただ、派手な柄を沢山選ぶだけでは、全体のバランスが取れず難しいアクセントクロスですが
カタログで検討するだけではなく必ずサンプルを用意し建具や床材、他のクロスともバランスをみて検討しているので
全体のカラーリングには統一感があります。
アクセントをいれようと意気込んでもベージュやプレーンなアクセントだと印象にも残りづらく、
かえって白一色の方が良いという入居者にとってはマイナスポイントにもなりかねません。
ただ白いプレーンなお部屋の賃貸の物件はまわりにいくらでもあるので
周辺の物件と差別化を図る意味では是非取り入れたいアクセントクロス。
アクセントクロスに迷ったときは気持ち少し派手めのものを選ぶのもポイントです。
今回は3パターンの内装をご提案させていただきましたが三者三様に良さがあり想像以上に印象が全く異なります。
玄関からリビング空間への抜け感や、重厚感もそれぞれ異なるので同時に内見した際の印象も全然違うものになりそうです。
これから募集も始めるとの事でしたのでどのタイプが人気で先に埋まっていくのか、非常に興味深いですね。
外観も小規模で低コストながら存在感抜群。
どの建物かわかりますか?
竣工まで残り1か月ほどです。
藤本
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2023.4.20ご自宅もリノベーション

昨年春よりご依頼いただいているリノベーション計画。
本物件はお客様のご自宅で、1階をメインに改築したいとのご依頼。
まだ工事未着手ですが、今回は現在までの作業の流れをご紹介!
①実測調査
ご自宅ということもあり、図面もないため内装の形状を確認するすべが。。。
ということで弊社スタッフが調査のため実測調査に向かいます!
玄関、リビング、ダイニング、寝室、洗面室、、、
大変ですが、デザインに落とし込むために肝心な作業。
隅々まで計測します。
②図面化
そして実測資料を基に弊社にて図面に落とし込みます。
【手書き】
【図面化】
【現状最新図面】
お客様とのご要望の擦り合わせもあり、
当初から内装の形状も変わりましたが、打合せも重ね大方煮詰まってきました。
細かい形状や納まりもわかるよう、展開図・家具図も作成。
④パース作成
形状が大まか決まり、図面も作成したので、CGに落とし込んでデザインを入れていきます。
こちらも途中段階ですが、少しだけ作成パースをお見せします。
モザイクを入れていますが、デザインを入れると、想像が形になりイメージがより沸いてきますね。
④材料選定
お客様のご要望とデザインパースに沿って、材料を選定していきます。
パネルに各使用箇所の材料を貼ると、実物の素材や色味を統合して確認できます。
お客様に確認いただく際もわかりやすいです。
上材料は主な使用箇所ですが、この他にもキッチンやトイレ、造作関係も仕様を決めていきます。
現状の弊社での作業としてはここまでですが、
まだもう少し詰めていく箇所はあります。
工事も先ですが、依頼して良かったと思ってもらえるよう、
残りも進めていきたいと思います!
鳴瀬
株式会社インターデザイン
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2023.3.15ブラックミラーに代わるもの?

社内にて材料の比較検討を行いました。
映り込みが綺麗なブラックミラー。
狭い空間を広く、そしてより明るく映し出すことができます。
ただいま進行中の外リノ物件で使用する予定でしたが、
オーナー様より当初提案より高価なタイルを外観に使用したいとのことで、
ブラックミラーの箇所で費用を抑えられないかとご依頼を受けました。
そこで弊社にてブラックミラーに代わるご提案をしたのがこちら。
一見ブラックミラーそのもの。
材質はアルミ樹脂複合板で、高剛性・軽量・加工性 に優れています。
今回は天井に使用するため、上向きの取付や照明との取合いを考慮すると、
上記製品は良いのではないかと。
実際にブラックミラーと比較。
左:ブラックミラー 右:アルミ樹脂複合板
ブラックミラーは奥まで綺麗に映りこみますが、
アルミ樹脂複合板は奥に行くほどぼやけて見えます。
やはりこの点に関してはブラックミラーに分がありそうです。
ただ、コストだけで見るとアルミ樹脂複合板の方が安価。
側面からの写真。
左:アルミ樹脂複合板 右:ブラックミラー
コスト、映り込み度、施工面、高級感。。
リノベーションにおいて各オーナー様の重要視する点が異なるとは思いますが、
ぜひ参考にしていただければと。
鳴瀬
株式会社インターデザイン
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2023.3.2こんなに大変だとは…

おしゃれで居心地の良い部屋を目指すため日々検討中の鳴瀬です。
今日はプライベート投稿。
生活空間に変化が欲しい今日この頃。
そう思い検索して購入したのがこちら。
コンクリート調のクッションフロアです。(右)
当初は木のタイルが貼られていましたが、あまり気に入っておらず
某インスタグラマーさんがお勧めしていたものを拝見し、
がらりと雰囲気が変わりそうだなと。
何よりセールだったのか、750円/㎡という破格のお値段!
35㎡ほど購入しそれでも26,000円。安い。
ですが題名からもある通り、このあとこんなにも大変な作業になるとは…
まずは、既存のタイルの上にマスキングテープを貼っていきます。
直接両面テープを貼ると、退去時に剥がれないことがあるそう。
約500mm間隔で格子状にペタペタ。
その後、同じくマスキングテープの上に両面テープを貼っていきます。
日々デスクワークの私には、地味に体力が奪われます。
それが終わると、クッションフロアを一旦仮で配置していきます。
どれくらいの長さで、どういう位置関係で貼るか、
この後の作業にも響いてくるため効率の良い方法を考えます。
貼り方が決まれば両面テープを剝がしつつ実際に貼っていきます。
壁際は凹凸に合わせてカッターでカット。
隣り合うシートとは目地を合わせる。
納まりは綺麗にしたいものですが、これが本当にしんどい。。
最終トータルで7~8時間ほどの時間がかかりました。
家具も何回か部屋の端に寄せたりと、体もボロボロです。。。
それから2か月ほど使用してみた感想としては、
・雰囲気が変わる!
・汚れがふき取りやすい!
・傷が目立つ…
・シートが浮いてくる…
家具の脚には傷防止の保護パッドでもつけてたら。。
テープをもっと狭い間隔で貼ればよかったのか。。
等々課題が出てきます。
今回やってみて、世の施工業者の大変さが身に沁みました。
(ほんの一部の作業だとは思いますが)
でもやっぱりDIYは楽しいですね。
気になってる方はぜひ。
鳴瀬
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