BLOGスタッフブログ

2021.11.10海辺の街の魅力

先日、はじめてひとりで物件の調査と撮影に行かせてもらいました。

 

 

新快速で梅田から西明石まで40分!

到着です!まずは調査から。

 

この日は気持ちのいい秋晴れで、調査もたいへん捗りました。

物件のすぐ横を山陽新幹線が通っていて、

いい感じのツーショットを狙ってみたのですが、速すぎて捉えられませんでした…

調査を終えて徒歩で明石駅へ。兵庫県の海沿いは平地が少なく、

大した距離ではなかったのですが体力を削がれてしまいました。

ちなみに後日、先輩に「タクシー使ってよかったのに~」って言われました。

次は垂水で竣工物件の撮影です。舞子駅で降ります。

明石海峡大橋の真下にホームがあり、改札を抜けたらこの景色。

とても羨ましいです。

物件に到着。

この坂の勾配、伝わりますか?

タクシーだったら楽だっただろうな…

暗くなるのを待って夜景の撮影をしてこの日のタスクは終了です。

さすがに陽が沈むと肌寒く、寒がりの僕はこれからの時期の撮影には一抹の不安を感じていますが、

今回調査した物件が完成したら、竣工写真の撮影は是非僕に行かせてほしいと思います。

 

 

西田

 

株式会社インターデザイン
◎東京オフィス
〒107-0062東京都港区南青山4-10-12 VICOLO南青山
PHONE 03(6434)9987・FAX 03(6434)9986
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〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
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カテゴリ:建物調査,デザイン,想うこと,ブログ,照明,塗装

2021.11.9レコードサイン色はどうする?

丸看板/レコードサインなどと呼んでいるサイン

 

弊社でも良く使うサインのうちの一つです。

円形のサインは人間の目で認識しやすく、内照式なので夜間は更にシンボリックな存在となります。

【最近のレコードサインのあるギャラリー】

 

 

こういったサインですが、表面のカラー面は透過性のインクジェットシートで作成する事が多いです。

 

出力する際に問題になるのが色の伝え方。

パソコンのカラー設定、モニターのカラー設定、プリンターの色味の違い・・・と

様々な要因があり、データで用意していたとしてもデザイン会社と製作会社で同じ色を出すのは意外と困難です。

 

今回は基準となる色を伝え、濃淡の製作をお願いする事で検討しようと考えましたが、

製作会社様はさらにもう一段階ずつ濃淡を製作してくれたので

全部で5つの色サンプルで検証できました。

 

施工会社様ご協力ありがとうございます。

内照式サインは照明がついているときとついていない時で色も異なるので

慎重にチョイスします。

 

イメージ通りのいい色がみつかりました。

 

今から完成がたのしみですね。

 

 

藤本

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カテゴリ:デザイン,ブログ,材料チョイス

2021.11.4竣工検査/ 東岸和田

以前より工事の進んでいた大阪府東岸和田市の物件の竣工検査に行ってきました。

 

細かい納まりに悪戦苦闘しつつも、細かく指示を出させていただいたことで、

施工業者様に綺麗に仕上げて頂けました。

 

今回はコロナウイルスの影響もあり、物流が滞ったため、

初期に設定していた材料の在庫確保ができない状態となりましたが、

代替品でデザイン通り仕上げることができて一安心です。

外壁に木のタイルを貼っていますが、出隅はタイルの小口が見えると美しくない為、

角材を入れてもらい、うまく処理していただきました。

 

階数表記のペイントサイン。

入居者様が何気なく停めている自転車も映えるように。

 

エントランスホールの木目調タイル。

暖色のダウンライトに照らされ、浮き上がるテクスチャ。

 

最寄りの駅からもサインや塗分けが良く見えます。

 

本日の検査で、多少修正箇所などがあった為、竣工写真の撮影は後日改めて行います。

次回、当物件をブログで取り上げる際は、夜景をご紹介したいと思います。

 

駒居

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カテゴリ:サイン,デザイン,現場監理,ブログ,竣工検査,塗装

2021.11.2材料チョイスで散らかるデスク

分譲マンションのマテリアル選定中。

 

今回は木調のマテリアル類を大量に検討中。

 

木とひとくくりにしても素材は様々。

天然木はもちろん、タイルやスパンドレル、シートにクロス 家具の棚板のメラミンまで

素材が違えば更に無数の色があり、柄があり、その組み合わせの総数はきっと何千、何万通り。

 

とはいえ1つの空間に複数の色柄が出てくるとおかしいので

あえてアクセントに2種類使う場合もありますが基本的には色柄を統一していく事が多いです。

選択肢の少ない素材も多く、無数の組合せのサンプルの中でも色柄の近いコーディネートのできる組合せとなるとごく僅か。

 

今回も色柄の選択肢の少ないマテリアルから順にスパンドレルのシート、フローリング、

そしてダイノックシートに最後は造作家具のメラミンの順で検討中。

 

このような作業は毎回大変でいつもデスクが散らかっていく

 

別物件のサンプルや工事中の物件の質疑なども平行してあるのでデスクも頭も整理が必要です・・・

 

 

 

藤本

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2021.11.1高級物件の条件

分譲マンション、賃貸マンションにかかわらず、集合住宅には高級物件といわれるカテゴリーが存在し、多くの場合、それは特定の地域に集中して見られる。

高級物件の明確な定義はないと思うが、地域において秀でた売値や賃料を維持していることが、分かり易いひとつの目安になるだろう。

 

分譲マンションの場合は立地と事業主によるヒエラルキーが支配的で、ほぼそれ以外の条件下で高級、高額物件になりえることは少ないが、

企画や仕様、デザイン次第では先の条件以外でも高級物件になりえることもまれにある。

手前みそだが、弊社で監修している分譲マンションにもそのような物件がいくつか…

 

賃貸マンションの場合、分譲のように財閥資本や電鉄資本など大手の参入は少なく、分譲ほどアドレスに縛られて価格が高騰するということもない。

また大手資本はプレハブ賃貸など、高級市場以外にシェアを広げているので、高級賃貸のサプライは地域ごとのローカルな資本に委ねられているように思える。

 

最近はこの高級集合住宅のデザイン依頼が少なくなく、事業主による、市場のカテゴライズと分析が進んでいること、顕著な格差消費が如実にあることを実感する。

ただそうは言っても、NYやシンガポールなどに比べ、ベーシックな賃料が低い日本では、高級賃貸において何十、何百という大型の箱が成立するわけではないので、

なおさら周辺市場に明るい地域のサプライヤーに優位性があるように思える。

 

今回渋谷で始まる新しいデザインは、地域に地盤を持ち、市場に詳しい事業主の案件。

提案のため市場を手探りながら、広域に集客できるようデザインをしているが、渋谷生活圏の富裕層に受け入れられるかがポイント。

 

今後も首都圏、関西圏、中部圏において賃料が30~50万円戸当たりを上げるレジデンスの需要は伸びるだろう。

デザインする自分たちはまず、消費者心理を紐解くことから始まり、ライフスタイルの定義に終始しながら作業を進めることになる。

 

ライフスタイルを明確にビジュアライズできれば、高級な空間はさほど難しいデザインではない。

むしろ今後は、こういった高級物件を周知する媒体がもう少し出てくれれば良いだろう。

カテゴリ:デザイン,ブログ

2021.10.28ラギットとネオンの親和性。

先日、阪急神戸三ノ宮の駅に訪れた際、高架下のあまりの変容ぶりに驚きました。

コンコースから続く線路の北側がメインのデザインではありますが、

南側の古い商店街との境界線を、ネオン(ライン照明)のデザインで上手く処理しているなという印象でした。

 

弊社がデザインする際も多くの物件で、

周囲の環境をデザインに取り込む必要があるため、

隠しきれない配管や、無骨な部分をあえて残したり、

塗装のみで露出させることが良くあります。

その際に、新設する部分と既存を残す部分を、

段階的に馴染ませるコツとして、ネオン(またはライン照明)を使用することがあります。

 

※ネオンを用いたデザイン画像提案例

 

最近は飲み屋街や、韓国風の飲食店等でネオンが使用されている所を良く見ますが、

大きく見せるのではなく、単線やポイントで使用することで、

古くなり、味のある建物のポテンシャルを引き出すことができます。

 

インパクトが強い為、デザインはコンセプチャルになりがちですが、

無骨な部分が多い建物では、見せたくない部分の印象を消し去ることができ、

華やかで見映えのする建物になるので、お勧めします。

 

 

駒居

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2021.10.26ミックスタイル色合わせに難航/滋賀県着工打合せ

滋賀県外リノ物件が先日いよいよ着工。

 

既存の外壁タイルに色合わせで塗装したい箇所があり、沢山のサンプルを作成しました。

既存の外壁タイルはよく見ると3色ミックスのタイル。

どの色に合わせるのかでまたデザインの印象が変わってしまう…悩みどころでした。

 

写真は十枚近くサンプルを作成した中から選りすぐりの5枚です。

 

みなさんならこの5枚からどの色で塗りますか?。

 

 

正解の出来上がりは数か月後に・・・

 

 

藤本

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カテゴリ:デザイン,ブログ,現場監理,材料チョイス,現場より

2021.10.20積み上げてきた過去

大阪オフィス内にはこのように

本やファイル、

サンプルなどがたくさんあります。

どうしてこんなにも物が多いのか、

そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

しかしこれらはすべて、ひとつひとつの物件に真正面から向き合い続けてきた証なのです。

デザイン作業こそデジタルで行いますが、実際に使用する材料となると見て、触ってみなければわからないこともあります。

その作業の積み重ねがこのオフィスに詰まっているのです。

 

そんな外リノ物件をスタッフとともにめぐる見学会があります!

 

☞ご参加はこちらから☜

 

社長のコレクションもたくさん!

 

 

西田

 

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