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2025.3.24新築内覧会 in 大宮

昨日、埼玉県大宮で弊社が外リノした新築マンションの内覧会が行われました。

大家の会での内覧会で、不動産会社様、設計会社様がいらっしゃる中デザイン会社として

本物件におけるデザインのご説明をさせていただきました。

 

こちらが外観なのですが、

まだ一部外構とサイン関係、装飾モールの施工が間に合わず…

皆様には完成した姿でお見せしたかったのですが、完成後のデザインパースを基にご説明しました。

上記の件もあり、外装より内装を見ている方々も多かった印象ですが、ご質問してくださる方もいて、

インターデザインに少しでも興味を持っていただけたかと感じています。

 

また東京や関東近辺でも、街を歩くと建設中のマンションやアパートがいくつも窺えました。

そういった競合と肩を並べた時に周りに埋もれてしまい「新築」の賞味期限というのは短くなってしまいます。

差別化を図るようデザインを取り入れることで、個性として「新築」の賞味期限を延ばすことが可能です。

 

今回こちらの物件と少し離れた場所にもマンションを建てられており、そちらもデザインさせていただきました。

2物件で17/24部屋がすでに埋まっており、家賃に関しても相場に比べると高めに設定されていました。

設備やグレードもありますが、デザインにおいてもその要素にプラスされてる一つだと思います。

 

最後は皆様と懇親会に参加。

お持ちの物件やこれから購入するか迷っている物件、はたまた弊社が過去にリノベーションした物件を購入された方も。

ざっくばらんにお話しできた良い機会に。

 

本日の内覧会で、新築においてもデザインの必要性を感じていただけたら幸いです。

 

 

また物件が竣工しましたらギャラリーにアップしますのでお楽しみに!

 

 

株式会社インターデザイン

鳴瀬

◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577

カテゴリ:セミナー,見学会,コンセプト,塗装,イベント,フレンチリノベーション

2025.3.3家主の会主催 外リノセミナー+見学会

3月1日(土)に外リノ見学会 in 東京を開催しました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

今回は家主の会主催者様のご依頼で会員の皆様限定で見学会を開催いたしました。

 

最近では家主の会や管理会社様・施工会社様からも会員・自社のお客様向けの

外リノ見学会のご希望をいただくことも増えてきました。

家主仲間や、自分の所属する家主の会向けに外リノの見学会やセミナーを開催してほしいという

方は是非お気軽にお問い合わせください。

 

 

初めのセミナーではインターデザインの取組み、大手デベロッパー様の分譲マンションデザイン、

個人オーナー様のリノベーションデザインについてご説明。

分譲マンションで得た知識をリノベーションにも活かし、それがどれだけの効果を生んでいるのか。

空室改善、賃料アップ、売却による差益、工事費差額…

やはり金額面や数値に対して敏感に反応されており、セミナー後の質疑も多く、

積極的に弊社やデザインについて関心を持たれていた様子がうかがえました。

 

 

その後は実際に物件を見学。

先月見学した新築物件も含んでいましたが、今回はテーマを絞らず

物件規模、新築、デザインコンセプト、デザイン箇所、ハイ&ローコスト、

といった幅広いジャンルでの物件選定で見学しました。

 

見学物件①-1 (新築)ファレール笹塚Ⅰ

渋谷区 2018年竣工 大和ハウスの設計施工で建築 RC造 5階建

間取り:1DK~1LDK (30㎡~43㎡)単身、一部ファミリー向け 17戸

家賃:12万~18万

周辺相場:1DKで12万、1LDKで16万程度 ※稀に22万ぐらいの高級物件もあり ※2025年2月調べ

 

見学物件①-2 (新築)ファレール笹塚Ⅱ

渋谷区 2023年竣工 外リノ新築 RC造 6階建

間取り:2LDK~3LDK (56㎡~67㎡)ファミリー向け 16戸

家賃:26万5千~28万5千

周辺相場:2LDKで21万~25万、3LDKで24万~27万程度 ※2025年2月調べ

 

デザインのポイントは、ただ高い材料を使うだけでなく、化粧モールやアイアン。

照明、グラフィックにオリジナリティを持たせることで、周囲の建物と差別化を図っています。

純粋な建物の品質で周辺物件に対して競争力を持たせました。

(前回物件共通のため以下省略)

 

 

 

 

見学物件② クロムハイツ

新宿区 1992年竣工 2023年外リノ 築33年 RC造 6階建

間取り:1K (22㎡)単身向け 14戸

家賃:7万5千

周辺相場:6万5千 ※2025年2月調べ

 

こちらの物件は分かりやすく個性化を図ったデザインとしています。

所有オーナー様より、各室内は全くリノベーションしていないそうですが、

インパクト性やコアなデザインに刺さる入居者が多くいることで、

今では1.5万円も家賃アップできているとお聞きしております。

過去、退去から入居までの期間が長く困っていたそうですが、

今では入居までが早く、案内期間の短縮にも繋がっているそうです。

ぱっと見で印象を大きく与えることができるのも外リノの良いところです。

 

 

見学物件③ Ken’s目白

新宿区 1991年竣工 2020年外リノ 築34年 RC造 3階建

間取り:1K ~3DK(25㎡~53㎡)単身、一部ファミリー向け 8戸

家賃:-

周辺相場:1Kで6万8千~8万、3DKで19万 ※2025年2月調べ

 

こちらはご夫婦で所有している物件で、見た目も古臭く、今回の大規模改修に合わせて

リノベーションしたいとのことでご依頼をいただきました。

女性の入居を増やしたいとのことで、エレガントな装飾にホワイトのカラーリングでデザイン。

結果的に8戸中6戸が女性入居者となり、思惑とおりの結果となり大変喜んでいただけました。

 

切文字サインもご相談いただきまして、

見学会に参加した一部のオーナー様はご自身でサインを頼まないといけないケースがあるとのことで、

金額面や設置までの過程でお悩みが多かった印象です。

弊社では実績もたくさんあり、メーカーとのやり取りもさせていただいております。

デザインから配置、サイズ、色、形状。

実際のサイズに印刷して設置高さなどの検討後、施工会社様にはデータと

配置の位置の考え方を記載した指示書をお送りするのでサイン工事はしたことがない…という施工会社様でも

デザイン通り施工していただくことが可能です。事前にイメージをオーナー様にも共有するため

思っていたのと違ったなというトラブルを解消できます。

 

 

 

 

見学後は皆様と懇親会に参加。

見学会では話しきれなかった内容や、現状の物件で困っていることや、深ぼった話など

ざっくばらんにお話しできた良い機会に。

今回の会員の皆様は、すでに物件購入に動いている方がほとんどで、

デザイン面、金額面においても常に質問が多く意識の高い方々が多くみられた印象でした。

 

今回見学会のお誘いをいただいたオーナー様も、過去に2物件、現在工事中の3物件を

インターデザインにご依頼いただいております。

弊社のデザインを良く思っていただいての見学会だと思うと大変嬉しく思います。

 

今回ご参加のオーナー様もデザインの重要性を知っていただき、

今後取得されていく物件に対しお力添えできればと思います。

 

 

株式会社インターデザイン

鳴瀬

◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577

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2019.2.25和洋折衷 インペリアルスタイル

所在地:福岡市博多区
構 造:RC造
総戸数:39戸
築年数:築20年
リノベーション竣工:2018年

 

 

往年の建築家フランク・ロイド・ライトが日本に残した建築は洋館であり、日本建築でもあり、そしてわたしたち日本の琴線に触れる正統的なデザインです。

 

このスタイルには品格があり、威厳があり、公共性も備わり、なんといってもノーブルさが強烈ですね。

 

建築の持つ従来の個性、じっくり観察するとさまざまな長所が隠れていますね。

 

 

建物全体はファサード同様、重厚な古煉瓦色に合わせ、以前のイメージを大きく払拭します。

 

この建築スタイルにはやはりシュロが良く似合います。

内部空間も木質天井と間接照明、煉瓦タイルでイメージが統一されています。

 

1920年代頃のフォントが雰囲気を醸します。

門柱灯はこの時代性にこだわり、オリジナルのワンオフです。

 

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2019.2.1アパルトマンは 芦屋様式。

所在地:兵庫県芦屋市
構 造:RC造
築年数:築23年
リノベーション竣工:2013年




この街に古くから伝わる、伝統的芦屋様式。
そう呼びたくなるほど、ひとつの建築様式のカテゴリーができるほど、
この街で多く見かけるデザインがあります。
それはこの街に似つかわしい、この街でこそ映えるスタイルだと街を歩くたびに感じます。




芦屋様式と銘打ったリノベーションはパリの街区で見かけるアパルトマンがモチーフ。ベルエポックの滑らかな建築造形を要所にちりばめます。
芦屋様式ではロートアイアンが最重要なアイテム。用途に合わせ同じ年代、同じモチーフからスケッチしたものを鍛冶屋が叩き出しました。
白亜の壁に浮かぶ漆黒のアイアンは美しく効果的。
そしてフラッグやオーニングは悪ノリではなく、パリでは一般的な装飾なんです。




以前は周辺でも少し目立ちにくい集合住宅でした。
ホールの無いダイレクトなエントランスや煩雑な印象が、
若い入居者を遠ざけていることを容易に想像させています。
今回は大規模改修工事が外観リノベーション“外リノ”の大きな要因につながりました。




エントランス前のロートアイアンフェンスにはオートロック機能を持たせ、
この場所をエントランスホールへと昇格させています。
アイアンの扉に電気ケーブルを仕込みつつ、本場の細いシルエットを保つための試行錯誤は大変でした。
結果的に女性入居者が増加したことは想定していた結果です。




挿し色のピンクは何種類ものピンクをサンプルで検討します。
チェリーピンク。パリスピンク。オーキッドピンク。サーモンピンク。ショッキングピンク‥‥‥




小ぶりでまとまったコフレ(小箱)のような芦屋のレジデンス。
“芦屋のアパルトメント”と呼ぶにふさわしい、芦屋様式が似合うリノベーションです








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2019.2.1ジャーディン フランシス。

所在地:大阪府大阪市福島
構 造:RC造
総戸数:35戸
築年数:築20年
リノベーション竣工:2016年




ジャーディン・フランシス。それはフランス庭園の出迎えるレジデンス。
拡幅された間口と風格を与える双柱、幾重にも重なる白壁のデザインは、
この限られた空間に豊かな世界観を生み出しています。
パリを旅した人もそうでない人も、贅沢な庭園の四季を誇れるエントランスです。




建物と一体感のあった従前のエントランス。管理状態も行き届いています。
しかし反面、一体感のあるエントランスは建物に埋没し、目立ちにくいという状況も起こります。




不法投棄が見かけられたごみ捨て場、ロートアイアンのフェンスで覆うデザインです。
アイアンで引き締めたらさらに見栄えを良くしたいと、最後はサインを入れてフィニッシュです。




鮮やかな挿し色がこのゴミスペースだけでなく、建築全体の印象をより華やかに盛り上げています。
サイングラフィックもデザイナーの手によるものです。




フランス庭園ではよく見かける椰子系の植栽、効果的な配置で建築の一部となるんです。










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2019.2.1可憐なゲート 光の魔術。

所在地:埼玉県
構 造:RC造
総戸数:6戸
築年数:築23年
リノベーション竣工:2016



グラフィックが泳ぎ、シュロが躍る。
ライトアップが浮かび立たせる立体的なゲート。
建物の表情はどこまでも躍動的で可憐です。





シンメトリーが映えるエントランスのゲートは、この小さく可愛いマンションを、
ひとつ、いやふたつほど大きい建物に感じさせています。
ロートアイアン門扉の透け感も奥行きを見せる働きをし、建物のスケールアウト(錯覚)効果に役立ちました。






でも実はこの建物にはエントランスと呼べるホールはありません。
自転車をかぎ分け、階段下からアプローチするスタイルが気になりました。
オープンすぎるアプローチは女性の入居者を遠ざけてしまいます。




外リノは“見せるべき”は見せ、“隠すべき”は隠し、そして“逸らすべき”は逸らす。- が基本です。
階段までの奥行きは“見せ”
道路からの自転車は“隠し”
内部からの自転車は(ローズのアイストップで)“逸らす”
 
そんなテクを駆使しつつ、狭さを克服するアプローチをデザインしました。




女性デザイナーによる可憐なグラフィック。
時間が経つにつれ愛着が沸いてきますね。







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2019.2.1ミッドなアメリカ 京橋にあり。

所在地:大阪府大阪市
構 造:SRC造
総戸数:240戸
築年数:築34年
リノベーション竣工:2016年




大きく伸びたキャノピーは、ニューメキシコの夜空のように。
サインが際立つ石積み壁は、テキサスの民家のように。
お出迎えのシュロは、サンタフェの教会のように。





大阪の繁華街、京橋のマンション群で再生された建物は、強い個性を放ちます。
建物形状を最大限に利用したデザインは、70年代のアメリカンカルチャーへのオマージュです。
建築、インテリアからファッション、音楽、自動車、グラフィックなど
個性的な文化がアメリカから世界に発信されたアノ時代がテーマです。





おりしも日本ではこの時代、郊外ニューータウンの団地から都心部の大型マンションへと、新しい需要が生まれていました。ユニット化が未発達なこの時代、マンション建設の現場ではまだ手作業の仕事が多く、贅沢な素材もたくさん用いられているのが特徴です。
市場では中途半端な古さ感が否めない、70年代、80年代のマンション。実は熟練の手作業を感じる良い建築が多く、わたしたちはこの年代物のリノベデザインを得意としながら、同時にとても重要視しています。
なぜなら市場に価値を失いかけたこの年代の建物が非常に多く、多くを再生することで市場の価値が高まっていくと考えているんです。






内部のホールも同じくテキサスな味付けでまとめています。
床材や壁材など既存の仕上げを多く生かしながら、要になる要所はしっかりデザインをしています。
今回特に壁面の照明器具などオリジナルの製作物が際立ったインパクトを与えてくれました。











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2019.2.1ウエストコースト ミュージアム。

所在地:岐阜県岐阜市
構 造:RC造
総戸数:50戸
築年数:築28年
リノベーション竣工:2017年




端正で引き締まったファサード。西海岸のミュージアムを髣髴させます。
ステップもより厳格な雰囲気を演出していますね。




基本的な形状はほとんどオリジナルです。
手摺や植栽、庇の形状などに手を加えただけですが、
以前とはこれほど印象が異なります。




白い壁にワシントン椰子が美しく映えます。西海岸ですね。
ライトに浮かぶ木質の軒天井が効果的です。うまくいきました。




既存のインターフォンをアイアンで演出しました。
アンティークのランプは70年代のメキシコ製です。
天上への反射がきれいですね。




生まれ変わった廊下はインディゴと木調ドアのコンビネーション。
さりげないサインも効果的です。




全体的に彩度がコントロールされて、
華やかだけどシックな印象を持たせるようにデザインします。










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