BLOGスタッフブログ
2023.10.31開業までの道のり -申請編-

かゑる屋開業までの道のりを【元町ロジウラ再生プロジェクト】と題し、
スタッフブログにてご紹介してきましたが、今回は番外編ということで「行政への申請」について。
デザインや工事と並行して多くの時間を費やしたのが、住宅宿泊事業者への登録申請業務でした。
①民泊を始めるにあたって
今回は「住宅宿泊事業法」として申請しましたが、そもそも民泊を始める場合、主に、
旅館業法・特区民泊・住宅宿泊事業法の3つの登録方法があります。
営業日数や建築上の制限などを考慮して、最適な申請方法を選定することから始まりました。
(例1)営業日数…旅館業法:360日 住宅宿泊事業:180日
(例2) 旅館業法の場合、有人のフロントを設ける必要があるなど、、、
②申請業務の主な流れ
管轄自治体の民泊担当窓口へ相談 ⇒ 必要書類の収集・記入 ⇒
専用のポータルサイトにて提出・申請 ⇒ 現地視察 ⇒ 届出番号発行=登録完了
※各自治体によって規定が異なりますので、詳しくは各自治体へご確認ください。
登録までの主な流れは上記のとおりでした。一見シンプルに見えますが、
必要書類を揃えていく過程はなかなかのボリューム感がありました…
一方、書類の提出や訂正など行政とのコンタクトは、専用の民泊ポータルサイト上で一括して行えたので、
その点では、初めて申請する方でも気負いせず挑めるかなと感じました。
ちなみに、国土交通省からシステムの操作手順も公開されています!
③申請業務を通して
全体を通して、ガイドラインを熟読して必要書類を記入していく作業の繰り返しという印象でした。
また、民泊申請のための行政とのやり取りと並行して、
建築上の認可や調整のための他部署とのコンタクトも多かったため、
書類がスムーズにそろわない、などの難しさはありました。
しかし、これまで宿泊者として利用してきた民泊を、
事業者としての立場から立ち上げられたのは大きな学びであり、何より達成感がありました。
初めて民泊の開業を検討しているけれどハードルを感じる…
という方に少しでもご参考になればと思います。
さて、かゑる屋が無事オープンしてから約3週間が経ちました。
すでに宿泊いただいたゲストの方からの嬉しい口コミも届いています。
現時点では比較的ご予約がとりやすくなっていますが、
年末年始に向けて予約状況が混み合う可能性があります。
また、現在は期間限定のオープン価格で宿泊いただけますので、
宿泊をご希望の方は下記サイトからお早めにご予約ください!
株式会社インターデザイン
塩田
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577
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2023.10.18デザイン監修物件続々販売開始

インターデザインにてデザイン監修した分譲マンションの販売ページが続々オープンしています。
ヴェレーナ横浜新吉田/大和地所レジデンス 株式会社
ヴェレーナ上石神井/大和地所レジデンス 株式会社
ブランシエラ浜松 ザ・レジデンス/株式会社 長谷工不動産
分譲マンションのプロジェクトではデザインに着手してからHP公開まで1年以上かかることも・・・
ようやく一般のお客様にデザインがお披露目されるのは感慨深いものです。
その他、インターデザインのデザイン監修実績はHPをご覧ください。
今日も外リノ業務をこなしながら分譲マンションのデザインに着手していきます。
藤本
株式会社インターデザイン
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2023.10.13こだわり感じる本町タイル

私事ですが春先に引っ越し、これまでは堺筋本町駅から会社へ通勤していたたのが本町駅から徒歩出勤となりました。
本町駅はとにかく出入り口が多い…
夏の暑い間は本町から堺筋本町を繋ぐ船場センターの地下街を通っていた私ですが、季節も秋めき寧ろ寒いぐらいになってからは
9番出口直結(イトウビル)を抜けて地上を直線コースで出勤しています。理由は一番近いから。
ここの出口は飲食店も多い地下から地上に出る事ができるのですが、そこに貼られているタイルがなんとも渋い良い味をだしています。
そして「貼り方」にこだわりを感じます。
角のテーパーとテナント入り口のごくわずかな隙間を埋めるタイルに
床も壁面と同色系のブラウンのタイル。点字ブロックもめずらしい色合わせ。
階段の段鼻や、内壁の処理。出入り口の立ち上がりの処理まで美しい。
テナントショーウィンドウも
微妙に角度の異なる壁がぶつかるジョイント部分も目地を入れずタイルで処理してあります。
通常はシールで処理されてしまいそうな部分もバッチリタイルで納めている現場のこだわりと職人技を感じます。
こだわって作られたものは見ていて気持ちの良いものです。
外リノの見学会でも良く、「そこまでこだわっているんですね」と驚かれたり、セミナーだけではわからなったけど
参加してデザインのこだわりが良く分かったとお声がけいただくことが多々あります。
座学のセミナーや、WEBでギャラリーを見ているだけでは気づかないようなこだわりや現場レベルの指示を
是非外リノ見学会で体験してほしいです。
東京・大阪 それぞれ年内最後となる見学会予定をイベントページにアップしました。
詳細公開前ですが日時は明記しておりますのでご予定の合う方は是非ご応募ください。
藤本
株式会社インターデザイン
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2023.10.1210月12日、かゑる屋オープン

外リノ民泊『神戸元町・かゑる屋』
本日10月12日より、正式オープンいたしました!
宿泊予約は、現時点ではAirbnbより承っております。
(Booking.com、かゑる屋公式サイトからも予約受付を開始する予定です)
ご予約・宿泊に関するお問い合わせは下記の各リンクからお願いいたします。
かゑる屋201室 【1名様~(最大5名様)】
●お部屋について●
かゑる屋2階にあるこちらのお部屋は、最大で5名様までご予約いただけます。
各種アメニティはもちろん、長期滞在にも便利な洗濯機や
キッチン・調理器具、食器類なども完備しています。
お一人様も、ご家族・友人とゆったりと過ごしたい方にもおすすめです。
かゑる屋301室 【1名様~(最大6名様)】
●お部屋について●
3階の1室と、4階ペントハウスを含むこちらのお部屋は、最大6名様まで宿泊可能です。
(3階:~4名様まで、ペントハウス:~2名様まで)
201室と同様、各種アメニティ・家具備品も完備しています。
ペントハウスに隣接するテラスには特別にBBQコンロもご用意しています!
ご家族・友人と一緒に賑やかなロジウラ時間をお過ごしいただけるのではないでしょうか。
かゑる屋 公式インスタグラムを開設しました
お部屋の紹介はもちろん、かゑる屋の周辺情報も紹介していきます。
ぜひフォローお願いします!
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塩田
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2023.9.21第9回 いよいよ完成!神戸元町・かゑる屋
【元町ロジウラ再生プロジェクト】

いつも外リノスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
第8回から約2ヵ月ほど、少し時間があきましたね。
建物自体の工事が終わってからのこの間、
家具や備品の整備・民泊登録のための行政への申請・運営会社様との打合せなど、
“民泊運営の事業主”としての準備を中心に、最終調整を進めてまいりました。
(申請の流れや、手続きの際に感じたことなども、近々ブログにてお話しできたらと思います)
そしていよいよ… 神戸元町・かゑる屋 10月12日オープン予定です!
ギャラリー・宿泊予約サイトは後日、正式に公開予定ですので是非ご覧ください。
ここでは一足先に生まれ変わったロジビルの様子を少しだけ、ご紹介します。
【外観】
→
【2階客室(5名用)】
→
【3階客室(メゾネット6名用)・ベランダ】
→
路地裏に潜む、築60年の4階建てビル。
“神戸中華街の隠れ家”をコンセプトに、
外リノがする民泊『神戸元町・かゑる屋』へと生まれ変わりました。
5名用ルーム・メゾネット6名用ルームに、長期滞在に適した備品も完備しています。
■かゑる屋見学会も開催予定です■
9月9日に開催した外リノ見学会 in 神戸にて、神戸元町・かゑる屋を見学いただきました。
今後も定期的に、かゑる屋見学会を開催予定ですので、是非お気軽にお申込みください。
また、オーナー様の民泊施設のデザインのご相談もお受けしています。
外リノ見学会のレポートはこちらから。
■Instagramでは、写真では伝わりきらない現場の様子を動画でご紹介しています■
■バックナンバーはこちらから■
プロローグ 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回
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塩田
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2023.9.129月外リノ見学会 in 神戸
~撮影係のレポート~

9月9日(土)外リノ⺠泊『かゑる屋』完成⾒学会 in 神⼾ を開催しました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
外リノ民泊『かゑる屋』の初お披露目となった今回の見学会では、
かゑる屋をはじめ、神戸エリアの外リノ事例4件をご覧いただきました。
今回のブログを見て、少しでも外リノ見学会が気になった方!
9月24日(日)外リノ見学会 in 東京 も開催予定ですので、
是非お気軽にご参加いただければと思います。
●外リノ民泊・かゑる屋を見学スタート●
まずはかゑる屋にてミニセミナーを実施。
この日の集合場所は3階の客室。かゑる屋の急な階段をのぼっていただきました…
今回は初めて外リノ見学会にご参加いただいた方も多く、
外リノの簡単なご説明と、この日見学する外リノ物件のご紹介をさせていただきました。
その後は、かゑる屋の外観・館内を自由に見学。
デザインの話題や、民泊開業の様々な申請関連の話題まで、
築60年の路地裏ビルがかゑる屋に生まれ変わるまでのお話についても
多くのご質問や感想をいただけ、大変うれしく思います。
見学会に来られなかった方々のために、かゑる屋を少しだけご紹介します↓
10月2日オープン予定ですが、今後も定期的に『かゑる屋見学会』を開催予定ですので、
皆様ぜひご参加ください。
●いよいよバスツアーがスタート!●
かゑる屋からバスに揺られること約20分、神戸市内の1つ目の外リノ物件へやってきました。
【1件目:1974年竣工 2018年外リノ RC造 3階建て】 ギャラリーはこちら
真っ白な外壁がスタイリッシュで特徴的なこちらの物件。
外観だけでなく、階段ものぼってサインや照明など隅々までご覧いただきました。
外リノ前の写真もご覧いただきながら、デザインの工夫や使用している材料についても細かく説明します。
【2件目:2017年外リノ RC造 8階建て】 ギャラリーはこちら
芦屋市に移動して訪れたのが、ホテルのような趣のあるこちらの物件。
外観とエントランスのみの見学となりましたが、この物件では
化粧モールが手の届く位置にあったため、より材料や建物の特徴を間近で感じていただけたと思います。
ちなみに、右(下)の写真が実際に使用されている化粧モール、実は、内部が発泡スチロールになっています。
他にも、間取りや各部屋の家賃など、費用対効果の部分についても多くご質問いただきました。
【3件目:2020年竣工 外リノ新築 RC造 3階建て】 ギャラリーはこちら
お次は外リノ新築です。
ベージュやブラウンの建物が並ぶ住宅地に佇む、ブルーのアクセントが特徴的なこちらの外リノ新築。
ベランダの給湯器は既製品ですが、外壁の塗装に合わせて選定している点などもご好評をいただきました。
サインのデザイン・配管の塗り分けなど細かいところまで、それぞれじっくりご覧いただき、
写真もたくさん撮影してくださっていた印象です。
隅々まで自由に撮影できるのも、見学会ならではの楽しみではないでしょうか。
【4件目:2020年竣工 外リノ新築 S造 4階建て】 ギャラリーはこちら
最後は、3件目と同じオーナー様が所有される、こちらの外リノ新築。
駅のほぼ目の前に位置するこちらの物件は、駅前の雑多な空間でもひときわ目を引きます。
こちらは給湯器の色を壁の塗装色に合わせて特注製作しています。
新築物件では、基本のプランを大幅に変更せず、細かい装飾部分などで工夫を加えることで
外リノのデザインのこだわりを演出している点をご理解いただけたかと思います。
●見学会を終えて●
いかがだったでしょうか。外リノ見学会では、
“あの素材はどこのメーカーのもの?” ”塗装色が知りたい” ”デザイン料や費用対効果は?” など
皆様のさまざまな疑問を、実際の物件を見ながら詳しくご説明できます。
また、わたしたち外リノにとっても、人気の材料やオーナー様の生の声を直接聞くことができ、
とても有意義な時間となりました。
●今後の外リノイベント開催予定●
さて、次回の見学会は東京にて開催します。
9月24日(日)家主さんのための外観リノベ見学会 in 東京
その他イベントを多数企画しておりますので、下記リンクよりチェックしてみてください!
申込を迷われている方も、こんなイベントをしてほしい!というご意見がある方も、
まずはお気軽にお問い合わせいただければと思います。
皆様とまたお会いできるのを楽しみにしております。
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2023.8.28かゑる屋とは?【10月開業】

神戸元町・かゑる屋のストーリー
神戸元町界隈は南京町や旧居留地を中心に大勢の人で今日もにぎわいます。1868年、明治元年に国際港として開かれた神戸港開港に合わせ、旧居留地が整備され、同年南京町も生まれました。この1968年に、アメリカでは南北戦争が終結して初めての大統領選挙が行われ、ドイツではワーグナーのマイスタージンガーが初演されています。当時関西の台所として栄えた南京町は1945年の神戸大空襲で焼け野原となり、一時期は衰退していたもののやがて商店主たちの努力により今日の姿を取り戻すこととなります。かゑる屋の前身になる旧中西邸もそんな神戸復興時代に建てられた築60年の建築で、当時としては珍しい鉄骨住宅となっています。震災にも負けず長らく神戸を見続けてきた建物には強い運気を感じます。広く海外では運気や幸福のシンボルとしてカエルが親しまれ、神の使いともされています。日本では福帰るやお金が帰る。そして何より無事帰る縁起モノとされ、旅行者にはうってつけの幸運のキャラクター、そのカエルを屋号としたかゑる屋は60年の間、西洋と東洋の異国文化に寄り添ってきた日本家屋の情緒を感じる宿。静かで便利、こじんまりと落ち着いた日本的空間の隠れ家。南京町やグルメの元町北通り、活気ある神戸元町商店街、高架下商店街、そして神戸ポートタワーへと続くタワー・ロードなど、1~5分ですべてにアクセスできるかゑる屋は豊かな神戸の思い出づくりをサポートします。
元町ロジウラ再生プロジェクト
2023年2月より始動した外リノの新プロジェクト。
築60年のロジウラ物件を外リノ自らが購入・リノベ・リーシング~運営までを行います。
10月からいよいよ民泊『かゑる屋』として生まれ変わる路地ビル。
完成までの様子は、下記ブログにてご紹介しています。ぜひご覧ください。
プロローグ 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回
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2023.7.28第8回 路地裏のアイコン

【元町ロジウラ再生プロジェクト】

先日の第7回ブログにて、外壁のペイントサインが完成間近…とお伝えしていましたが、
そうです、ちょうどペイント作業中の現場にお邪魔させていただきました。
一つ一つ、人の手で描かれていく線。
これほど細かな作業を間近で見る機会は普段ないので、私も思わず見入ってしまいました。
やはり手仕事にしか生み出せない、繊細さや温かみが感じられます。
もうすでに愛着が湧きそう…
ロジウラ民泊の象徴として、訪れる多くの人に記憶されれば嬉しいですね。
サインや外観の全貌は、竣工までもう少しお待ちください!
客室内の様子も少しだけお届けします。↓ ↓ ↓
洗面室や棚などが付き、いよいよ『部屋』という形が出来上がってきています。
4階テラスは、宿泊者が自由に飲食をしたり、各々くつろげる素敵な空間になる予定です。
オープンしたら、是非泊まりに来てくださいね。
■Instagramでは、写真では伝わりきらない現場の様子を動画でご紹介しています■
■バックナンバーはこちらから■
プロローグ 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回
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