BLOGスタッフブログ

2024.12.12~関東分譲マンション見学会 2024~

2023年4月に投稿した『~関東分譲マンション見学会~』ブログから1年半。

あれから新たに竣工を迎えた大型分譲マンションの見学に訪れました。

 

今回は大和地所レジデンス様の物件で、創業30周年記念大型プロジェクトの物件も兼ねた見学会でとても見ごたえがありました。

弊社では「外リノ」と称して賃貸マンション等の外観リノベーションを日々行っていますが、

元々は分譲マンションのデザイン会社をメインとした会社として発足しています。

今では二足の草鞋として経営しお互いの良い部分を継承しながら進歩してきています。

 

今回のブログはこのような大型分譲マンションのデザインも行っているところを外リノの

お客様にも知っていただけたらと思いますので、今回見学した3物件をご紹介させていただきます。

(少々長くなります…)

 

 

【①ヴェレーナグラン菊名の杜】

まず初めは横浜市の菊名にある物件。

こちらは30周年プロジェクトとの一つに当たる大型物件。

 

下層のベージュと上層のブラック、ボーダーによる水平ラインが綺麗に出ています。

ぱっと見では高さがないので大型物件には見えませんが、

土地を広く使いその中に複数の棟が配置されています。

傾斜地に建設しているため、棟ごとに階層も異なり目線から見える水平ラインも魅力的です。

 

 

 

 

 

反対側のサブエントランス面。

マリオンの出幅も効いていてはっきりとした陰影が出ています。

 

 

エントランスにはアルミの装飾パネルを使用。

外部との透け感、抜け感が綺麗です。

 

エントランスから集会室。載せたい写真がたくさん…

こちらの照明は既製品ではなく位置から特注で作っています。

外円から上下に漏れる光が綺麗です。

 

 

  

 

せっかくの機会なので部屋内も見学。

メゾネットの部屋は開放的で光も良く入ってきます。

額に切り取られた窓から見える景色も贅沢。

 

 

【②ヴェレーナシティ鎌倉深沢】

横浜からモノレールに乗り継ぎ鎌倉まで。

この辺りはインターデザインがデザインした分譲マンションがいくつも建つエリア。

電車に乗りながらも見学できるのは見ものです。

 

パースと比較しながら撮影。

ほとんど変更もなくパースとおり再現されているのが分かります。

こちらの物件は30周年記念プロジェクトではありませんが、スケール感は菊名に劣らず威厳も感じさせます。

 

   

   

妻面窓の上下ボーダーいっぱいのハイサッシ、コーナー部のボーダーまわしも綺麗です。

 

エントランスもパースとおりですが、両脇の石がより重厚感のある入口へとグレードアップしています。

 

エントランスを抜け階段を下りてラウンジへ。

  

開放感のある吹き抜け部分はラウンジとワークスペースに繋がります。

床のヘリンボーンは天然木で造作の木と色味を合わせるため、メーカーにて調色していただきました。

何とも贅沢な空間…

 

こちらは本物の暖炉に見えますが、ミスト暖炉と呼ばれ下から出る水蒸気に光を当て炎の揺らぎを再現した製品。

実際に手で触れても熱くなく、空間の演出に効果をもたらしてくれます。

 

 

  

こちらも住戸内を見学。

 

共用廊下や一部住戸内からは富士山も見えます。

 

エントランスをまっすぐ抜け、駐輪場の横にあるこちらの外構エリア。

存在感のある大きさの石に季節を感じる木々。そこに開かれた通路には趣を感じます。

自転車を止めるシーン、帰宅し外廊下を歩いているシーンでも目に入り、

入居者にとってもこういった特別な空間は入居の決め手になっているかもしれません。

 

 

【③ヴェレーナグラン北赤羽 マスタープレイス&マナープレイス】

最後はこちらの物件。

物件規模が桁違いのため画角に入りきりません…

こちらももう一つの30周年記念プロジェクト物件であり、この北赤羽に肩を並べ併設しています。

以前、隣駅の赤羽にもツインの分譲マンションをデザインしています。

規模感も同じくらいですのでこの地域だけでもとても見ごたえがあります。

 

 

 

 

マリオンが最上階の梁を超えて上まで伸びているデザイン。綺麗です。

また本物件は荒川沿いに面しており、土手沿いから見える造形もまた迫力があります。

 

こちらは内一棟のエントランスファサード。

内側のバルコニーを巻き込み、各所に配置したガラスに抜け感の差を感じます。

 

エントランス正面にはRの本石。

 

奥へ進むとミラーの壁面に垂直に流れるライン照明。

この日は点いていませんでしたがスタイリッシュな都会感を思わせます。

 

 

ラウンジの壁一面には特注のアルミ装飾パネル。

 

そしてこちらがもう一棟のエントランスアプローチ。

こちらはまだ工事が残っているので、これから植栽も増えエントランスもより豪華になる予定です。

なのでその中の一部だけをご紹介します。

 

エントランス入ってすぐのこの空間。通常のマンションとは規模感が桁違いで高級ホテルのよう。

真ん中にある丸い空間はなんと、、

特大のオリーブの木が植えられています。

このラウンジを通る人々、ワークスペースにキッズルームなど、

あらゆるシチュエーションの中で見守られるように佇む。

ここに住む人々に追っても癒しのスペースになるのではと。

 

 

いかがでしたでしょうか。

盛りだくさんにご紹介しましたがまだ足りない、そんな気がしています。

 

外リノのお客様にも、今後弊社の分譲マンションで培ったデザイン力や経験を活かしていけたらなと思っております。

このブログを見て少しでもご興味いただけましたら是非インターデザインまでご連絡ください。

 

 

 

株式会社インターデザイン

鳴瀬

◎東京オフィス
〒107-0062東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル3F
PHONE 03(6812)9363
◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577

カテゴリ:インターデザイン,製作画像,サイン,デザイン,照明,現場より,竣工検査,塗装,パーツ,モールディング,分譲マンション・店舗他

2024.11.7ハイテク住宅設備を体験!

本日はとある住宅設備メーカーのショールームを訪問しました。

頻度としては少ないですが、住戸内リノベーションも伴う外リノの場合、

お施主様に同行、またはスタッフのみで直接ショールームへ出向き選定することもあります。

主にキッチン周りを見学しましたが、できる限りすっきりと見せるための

デザイン性の高い製品からハイテク製品まで体験してきたので備忘録程度に。

↑キッチン背面のカップボード。電子レンジ等の家電収納スペースはガラスの開き戸となっており、

安全性のため、ガラス戸を閉めると自動で電気が制御され家電の運転が止まる仕組みとのこと。

↑IHコンロの操作盤、一般的にはカウンター天板上にありますがこちらはプッシュオープンタイプ。

操作盤を隠せるだけで、見た目も一気にすっきりとした印象になるんですね。

 

↑あるとかなり便利そうなクッキングコンセントや、

食洗機の操作盤も目につきにくい工夫が施されています。

↑最後は個人的に驚いたこちら。

広々とした収納の最下段から現れたのはなんと「根菜キーパー」。

調理頻度の多いユーザーにはかなりありがたいシステムですよね。

住戸内は、特に過ごす時間が長い場所でもあるので、

とことんオーナー様にもこだわっていただき、素敵なものができればいいなと思います。

 

 

 

ご質問・ご相談はお問合せページまたはお電話(06-6271-5566)よりお願いいたします。

お問合せ

株式会社インターデザイン

塩田

◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577

カテゴリ:日々のこと,現場より,想うこと,ブログ,材料チョイス,個人的に,その他

2024.10.2外リノ新築も続々と

以前、他物件でリノベーションのご依頼をいただいたオーナー様より、

この度新築のデザインをご依頼いただきその物件がついに竣工いたしました。

 

見上げも綺麗です。

今回はスタイリッシュなカラーリングでまとめ上げました。

 

本物件はオーナー様よりハウスメーカーで選ばており、最近では弊社でもよくご依頼いただきます。

ハウスメーカーでは仕様もあるため外壁材の貼り分け位置が決まっていたり、

外壁材の上から塗装ができない(保証が外れるため)があるため、デザイン面では少し制約もありますが、

その分その範囲内でどうやるかが腕の見せ所となります。

 

アプローチ部分も照明による誘導が綺麗です。

 

 

日が沈むとエントランスのダウンライトも点灯し、より明暗のコントラストがついたアプローチに。

 

 

共用部はこのアールのついた壁が特徴的。

風除室から廊下へのなめらかな誘導は、宅配ボックスの目隠しとしても働いており、

デザイン的にも視覚的にも効果的なデザインに。

 

本物件は竣工までにほとんどの入居が確定しており満室に近い状態。

デザイン部分でお力添えできているのではと実感しています。

 

 

他の写真はぜひギャラリーから。

新築のご依頼も最近ではたくさんいただいております。

まわりと差をつけたいならぜひインターデザインへ。

 

 

株式会社インターデザイン

鳴瀬

◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577

カテゴリ:新着情報・トピックス,サイン,照明,竣工検査

2024.7.31工事の進捗報告/兵庫県東加古川市

以前ご相談いただいた、兵庫県東加古川市のとある集合住宅。

9月中に竣工を控え、絶賛工事が進行中ということで現場の様子を少しだけお届け。

 

【工事前】

 

【工事中】

 

女性オーナー様所有のご物件で入居者層の大半も女性が想定されているということで、

カラーリングや館銘板などには、柔らかで優美な印象を心掛けたデザインをご提案しています。

バルコニーの曲線が特徴的な建物。写真はほんの一部分ですが、

オーナー様の好みもつまった可愛らしい建物に仕上がりそうでとても楽しみです。

 

後日ギャラリーやブログにてご紹介しますので、ぜひご覧ください。

 

 

ご質問・ご相談はこちら

お問合せ

株式会社インターデザイン

塩田

◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577

カテゴリ:デザイン,日々のこと,現場より,ブログ,現場監理

2024.7.11アーカイブㅣ色褪せない空間

先日、大阪国際空港(伊丹空港)のすぐ近く、ヒロコーヒー伊丹店を訪れる機会がありました。

既にご存じの方もいるかと思いますが、実はこのカフェ、過去に弊社でデザインを手がけた事例の一つ。

(店舗入り口に刻印した”インターデザイン”の名前、かなり古くなっていますがいい味がでてますよね)

 

ブラジルの焙煎工場をコンセプトとしたこちらの店舗は、2004年にオープン。

20年が経過した今も色褪せないこの空間は、多くの利用者でにぎわっているようです。ㅣ

 

中国で木材削り出して製作したオリジナルの木製柱、海外製の家具、

コーヒーのパッケージを引きのばしてポスターとし敷き詰めた壁、

鍛冶屋による特注のペンダントライトなど、隅から隅までこだわりのデザインがつまっています。

私のお気に入りは店内中央、吹き抜け部分に設けられた巨大な焙煎機のスペース。

アクセントカラーのグリーンとレッドをまとった空間は圧巻です。

 

テラス席からの景色。スペイン瓦や温かみのあるイエロー、オリーブの木などで彩った外観は、

ブラジルや地中海などの地域特有の開放感を彷彿させます。

(空港の近くということもあり、かなり至近距離を飛行機が…!)

 

インターデザインでは、外リノ含む賃貸住宅はもちろん、商業施設や分譲マンションなど、

多種多様な建物を大変多く手がけております。みなさまが普段利用されている施設やお店にも

弊社のデザインが隠れているかもしれませんね。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください!

お問合せ

ちなみに本事例は、過去にこちらのブログでもご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。

もうひとつのインターデザイン◆ヒロコーヒーいながわ工房◆

 

 

株式会社インターデザイン

塩田

◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577

カテゴリ:インターデザイン,日々のこと,ブログ,現場より,想うこと,個人的に,分譲マンション・店舗他

2024.7.4夜のポテンシャル

愛知県小牧市の外リノ物件がついに竣工。

検査含めて初めての私一人で対応させていただいた思い入れのある物件もこれで最後。

 

小牧市はモダンで先進的なデザインの建築がいくつかあり、

市役所や図書館もそのうちのひとつ。

 

↑小牧市役所

 

↑小牧図書館

 

そんな地域に続くデザインを今回のコンセプトに取り入れた経緯があります。

こういった地域性を考えるのもデザインの面白いところ。

 

そして出来上がったデザインがこちら。

シンプルなカラーリングにグリーンの差し色が良いアクセントに。

シルバーの横ルーバーもエントランスをスタイリッシュに魅せてくれます。

 

物件名の『MACHILUS HOUSE』の由来は、小牧市の市の木がタブノキで、

オーナー様からのご希望でこちらの物件名となりました。

個人的にもこの名称気に入っています。

 

ここにもこっそり「M」「H」を入れています。

実はここも個人的にお気に入りポイント。

 

 

そして本命はここから。

 

夜になるとルーバー先端のL字のライン照明がひときわ目立ちます。

 

まわりには街灯も少なく遠くからでも他の物件と差別化できるデザインに。

中から漏れる照明で奥の階数表記サインも良い感じに。

 

 

オーナー様も喜んでいただき感無量です。

 

もうすぐギャラリーも上がりますので乞うご期待。

 

株式会社インターデザイン

鳴瀬

◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577

カテゴリ:サイン,照明,コンセプト,竣工検査

2024.6.26民泊物件 現地調査/大阪市

先日、大阪市内でご依頼いただいている民泊物件の外リノのため、現地撮影に行ってきました。

木造2階建て、昭和の戸建て住宅らしい味を残す外観で、一方、客室内はすでにリノベーション済み。

今回は外観のみデザインをご相談いただきました。

特区民泊の制度に基づき、行政としても民泊事業が推奨されている大阪市、

さすが。駅から本物件に向かう間にも他の民泊がいくつもありました。

これから宿に向かうであろう、大きなスーツケースを引きずった外国人観光客もちらほら。

民泊激戦区のエリアに位置する本物件がどのように生まれ変わるのか、後日ギャラリー等でご覧ください。

 

◆ ◆ ◆

 

余談ですが…同じ民泊運営者として、他施設の室内を見学させていただけるのはとても貴重な経験です。

特に、「無人施設」という点で、備品や家具はもちろん、ゲストへの案内POPなどに

工夫が必要になる点が多いため、勉強になることばかりです…。

今月からゲストとの連絡も弊社スタッフで対応し始めたかゑる屋、

コツをつかむまでもう少し時間がかかりそうです。

 

 

ご相談はこちらから

お問合せ

株式会社インターデザイン

塩田

◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577

カテゴリ:かゑる屋,日々のこと,建物調査,ブログ,現場より,想うこと,個人的に

2024.6.11劇的効果外リノ エントランスリノベーション

前回ブログでご紹介した栃木県の外リノ物件

 

馴染みの施工会社様とのビデオ通話の着工打合せを経て

 

工事中の進捗の確認や塗分けの確認などもすべてオンラインで素早く対応していたら、

あっという間に工事完了となりました。

 

工事完了後がこちら

外リノで手を加えたのは手前側の箱とゲート部分のみですがデザインの狙い通り、

エントランス周りを綺麗にする事で

後ろの建物本体の汚れも気になりにくくなった印象です。

鬱蒼としていた植栽も思いきってすべて撤去しロックガーデンとし新たにスポットライトを新設することで

建物の本来もつゲートやH鋼のプロポーションを惹きたてました。

 

夜景もイメージ通り、バッチリです。

 

完全リモート監理での物件でしたが、一部照明の在庫切れなどがあったものの

工事も特に大きなトラブルなく終了

 

 

工事中、意匠的に指示させていただいたのが施工会社様からいただいたこちらの写真。

 

何か気になる箇所はありますか

 

 

 

 

 

 

答えは窓下に見えていた既存の定礎盤。

グレーに塗った壁面に赤い石の盤が悪目立ちしていたのでこちらもデザイン通り塗装をお願いしました。

(工事前)

 

 

(工事後)

 

文字の掘り込みは埋めたりせずそのまま塗装してもらっただけですが随分よくなりました。

工事中の塗装のみなので当然工事の追加料金もなしです。

 

このような細かなポイントが工事後の完成度を左右していきますので

リモートでもしっかりチェックしています。

 

 

 

 

オーナー様の悩みだった暗い廊下も視覚的な明るいカラーリングに加えて照明計画でも

蛍光灯をダウンライトに変更+増設し明るく見映えのする廊下となりました。

 

 

 

デザイン料がおおよそ70万円。工事費もおおよそ220万円と植栽帯や蛍光灯のランニングコストも考えると

費用対効果の高いリノベーションとなったのではないでしょうか。

 

総戸数の少ないマンションや

地方物件

デザイン料金でお悩みの方

フルリモート監理も可能ですのでお気軽にご相談ください。

 

こちらの物件の

他の写真は是非ギャラリーページをご覧ください。!

MONOTONE CAFE

 

 

藤本

株式会社インターデザイン

◎大阪オフィス
〒541-0054大阪市中央区南本町2-2-2 明治屋南本町ビル
PHONE 06(6271)5566・FAX 06(6271)5577

カテゴリ:現場より,ブログ,事例,現場監理,デザイン監理