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2021.10.28ラギットとネオンの親和性。
先日、阪急神戸三ノ宮の駅に訪れた際、高架下のあまりの変容ぶりに驚きました。
コンコースから続く線路の北側がメインのデザインではありますが、
南側の古い商店街との境界線を、ネオン(ライン照明)のデザインで上手く処理しているなという印象でした。
弊社がデザインする際も多くの物件で、
周囲の環境をデザインに取り込む必要があるため、
隠しきれない配管や、無骨な部分をあえて残したり、
塗装のみで露出させることが良くあります。
その際に、新設する部分と既存を残す部分を、
段階的に馴染ませるコツとして、ネオン(またはライン照明)を使用することがあります。
※ネオンを用いたデザイン画像提案例
最近は飲み屋街や、韓国風の飲食店等でネオンが使用されている所を良く見ますが、
大きく見せるのではなく、単線やポイントで使用することで、
古くなり、味のある建物のポテンシャルを引き出すことができます。
インパクトが強い為、デザインはコンセプチャルになりがちですが、
無骨な部分が多い建物では、見せたくない部分の印象を消し去ることができ、
華やかで見映えのする建物になるので、お勧めします。
駒居
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