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2023.3.8レトロなタイルは撤去するべき?

工事前の外観

東京小岩の物件。

 

築50年を迎えるレトロタイルと、ド派手なオレンジのカラーリングが特徴的なこの物件。

今回大規模改修を検討中とのことで弊社ではこのようなデザインを提案させていただきました。

 

 

既存のレトロタイルはこの物件の個性。

エントランスの石材もこの時代ならではのいい素材です。

 

既存を引き立てるホワイトとチャコールのカラーリング。

処理の難しかった屋上のタイル面にある三角形と丸の造作は

塗分けで整理するデザイン。

 

オーナー様は「このタイルもなんとかしないといけないと思っていた(撤去的な意味で)」

と、デザインやコストの面でも嬉しい様子。

 

つい先日の提案でしたがあっという間に見積りも終わり、工事も始まり

 

先日届いた写真がこちら。

 

 

 

 

 

 

デザイン通り出来上がってきているのが確認できました。

塔屋のサインもデザイン通り。

 

外リノは外観のリノベーション。

使えるいいものは活かして、整理することで既存の建物の魅力を引き立てます。

 

 

こちらもレトロタイル。

Good-old Brooklyn

 

藤本

株式会社インターデザイン
◎東京オフィス
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カテゴリ:デザイン,製作画像,現場監理,現場より,ブログ,デザイン監理,パーツ

2023.3.3空間の神はディティールに宿る。

という書籍を若い時に好んで読んだ。
きっと今も本棚の片隅にある、デザイナー松井雅美の著書。
確かに当時、彼の空間は細部に優れ、若い自分には神々しく感じたように記憶する。

しかし語源はミース・ファンデル・ローエ。
『神は細部(ディティール)に宿る』だと認識していたが、
ことばを遡ると、それは中世の神学者までたどり着くらしい…。

そんなことはどうでもよくて、今回、
『細部に“時間”が宿る』と、こんな建築になるといった作品が竣工してしまった。

まったく描き始めてから描き終えるまで、
自分でもエンドが見えなかったデザインの細部。
いくら描いて、いくら修正したかわからない詳細は、
画家の習作エスキースのよう。

その仕上がりは甲斐あって、神々しい。
…と自分では思う…。

クライアントと施工者さんには少しご迷惑をおかけしたかもしれないが、
商業的に成功していたなら救われる。

いずれにしても最初で最後になるだろう、神がかり詳細。

 

 

 

 

 

小寺

 

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2023.3.3滋賀県は外リノの宝庫?

滋賀県 外観リノベーション

明日4日土曜日は滋賀県 伊藤工務店さん主催の勉強会にて

外リノセミナーを開催します。

 

地方だから私のマンションにデザインは必要ない・・・

と思っているオーナー様。その逆です。

 

最新事例を加えた外リノセミナー。いよいよ明日です。

 

滋賀県は外リノ物件が多数。

私が入社してすぐの物件が滋賀県だったことや担当物件も多いので

個人的に思い入れがある県の一つです。

 

いつか見学会もしたいなあ

 

 

 

藤本

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カテゴリ:デザイン,ブログ

2023.3.2こんなに大変だとは…

おしゃれで居心地の良い部屋を目指すため日々検討中の鳴瀬です。

今日はプライベート投稿。

 

 

生活空間に変化が欲しい今日この頃。

そう思い検索して購入したのがこちら。

 

コンクリート調のクッションフロアです。(右)

 

当初は木のタイルが貼られていましたが、あまり気に入っておらず

某インスタグラマーさんがお勧めしていたものを拝見し、

がらりと雰囲気が変わりそうだなと。

 

何よりセールだったのか、750円/㎡という破格のお値段!

35㎡ほど購入しそれでも26,000円。安い。

 

ですが題名からもある通り、このあとこんなにも大変な作業になるとは…

 

 

まずは、既存のタイルの上にマスキングテープを貼っていきます。

直接両面テープを貼ると、退去時に剥がれないことがあるそう。

約500mm間隔で格子状にペタペタ。

 

その後、同じくマスキングテープの上に両面テープを貼っていきます。

日々デスクワークの私には、地味に体力が奪われます。

 

それが終わると、クッションフロアを一旦仮で配置していきます。

どれくらいの長さで、どういう位置関係で貼るか、

この後の作業にも響いてくるため効率の良い方法を考えます。

 

貼り方が決まれば両面テープを剝がしつつ実際に貼っていきます。

 

 

 

壁際は凹凸に合わせてカッターでカット。

隣り合うシートとは目地を合わせる。

納まりは綺麗にしたいものですが、これが本当にしんどい。。

 

最終トータルで7~8時間ほどの時間がかかりました。

家具も何回か部屋の端に寄せたりと、体もボロボロです。。。

 

 

それから2か月ほど使用してみた感想としては、

・雰囲気が変わる!

・汚れがふき取りやすい!

・傷が目立つ…

・シートが浮いてくる…

  

 

家具の脚には傷防止の保護パッドでもつけてたら。。

テープをもっと狭い間隔で貼ればよかったのか。。

等々課題が出てきます。

 

 

 

今回やってみて、世の施工業者の大変さが身に沁みました。

(ほんの一部の作業だとは思いますが)

 

 

でもやっぱりDIYは楽しいですね。

気になってる方はぜひ。

 

 

鳴瀬

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カテゴリ:日々のこと,作業,材料チョイス,想うこと,個人的に

2023.3.2開学を前に…。

5年がかりで取り組んできた横浜の大学。
今月末の開学を目前に現場は急ピッチ。

さわやかに陽が差し込む教室や廊下。
緑に包まれた図書室など、
学園の主たる施設が徐々に仕上がってきた。

あとひと月もすれば大勢の生徒さんたちがここへ通って来るだろう。
この場所で多くを学び、友情を育み、人格が形成される。

集合住宅のデザインとは異なる感慨が、ある。

 

 

 

 

小寺

 

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2023.3.1わかってたけど…

東京都北区赤羽、昨春竣工の作品『ヴェレーナグラン北赤羽フロント』。
その真横に今春竣工の作品、『ヴェレーナグラン北赤羽ザ・マークス』
が竣工したのでクライアントと見学へ。

わかってたけど、造形のクオリティはやはり見ていて飽きることがない。
当マンションの、最近のコミュニティサイトを覗くと、
購入した人たちが竣工を待ちわびている様子や、
足場のシートが外れ外観がのぞくたび喜んでいる様子が見えて面白かった。

安心してくだい!隣と同じものが出来るんですよ…。

なぜなら1棟目と2棟目は同じデザインの双子建築だから。
購入者さんもわかってるはずなんだろうけど、
やはり自分の購入した建物はキラキラした希望のまなざしで見つめてしまうもの。

1棟目のお披露目時のインパクトはとても強かったけれど、
今回2棟目の竣工もかなりインパクトがあるだろうと想像していた。
それはふたつの連続で生まれる大きな壁のスケール感や、
見上げた時のスカイライン、夜間の壮大なライトアップなど、
画からはぜったい想像できないリアルな建築の効果があるから。
すべての購入者さんたちに感じていただけると願いたい。

環八沿いの景観を、少し変化させたかもしれない…。
わかってたけど…。

 

 

小寺

 

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